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- ミライノミラノ -

月の精油

先日からシリーズでお伝えしている「精油の惑星意識」。

本日は月がかに座にあり、本来の位置にあるので月の精油をご紹介したいと思います。

【月の精油】

月の精油の代表は、なんと言っても「カモミール」!

ローマン・カモミール/ジャーマン・カモミールどちらも月の精油です。

カモミールには、アロマセラピーの知識がある方はご存知でしょうが

皮膚の炎症を抑える作用や、不安感や緊張など、神経の興奮を鎮めてくれる役割、

それから 子宮を強壮し胃や腸などの消化器系の働きを助けます。

とても穏やかな作用で、まさに母なる精油。

月は、母性の象徴です。

母親と子供 母性 胎児 幼児 子供 未成熟な感情の大人 子宮的世界。

人物で表すと、母親、妻、一般大衆、女性全般、主婦、そして0歳~7歳までの子供です。

自分のホロスコープにおける月も、年齢域や人生のステージによって

月が表す人物が変化するんですよ。まるで月の満ち欠けのように…

0歳~7歳までの自分、無意識の自分、素の状態(家ですっぴんでボーっとしている、みたいな)

感情、感受性、リラックスするもの、生体エネルギー、持って生まれた欲求 などなど。

よくいう、性格占いみたいなものは 実は太陽星座ではなく、月星座があらわしています。

なので、月の星座を調べれば自分の本当の性格が分かりますよ。

太陽は、持って生まれた性格というよりむしろ

意識的に自分自身が目指していく方向。そこ目指して人生進みましょう。

みたいな意味があるので、持って生まれた要素としては20%くらいです。

あとの80%は、○○座らしい生き方を目指しましょう~~ という感じなのです。

月は、素の自分。リラックスしている無意識の自分の姿ですから

身体や精神が疲れていたり、弱っている時は特に月の星座の要素が出やすいです。

さて、お次は 「クラリセージ」

クラリセージはいちばん有名なのは「スクラレオール」という女性ホルモン様があることですね。
女性ホルモンの一種であるエストロゲンにとても良く似た働きをするので

月経不順やPMS(月経前症候群)、更年期障害などに役立つといわれています。

女性の見方なんですよ、クラリセージって。だから月の精油と呼ばれています。

そのほかには「レモングラス」や「パルマローザ」「ベティバー」といったイネ科の植物。

 
イネ科は“多産”の象徴です。月とかに座もまさに多産の象徴。

レモングラスとパルマローザは、香りは全然違うけど親戚同士ってご存知でした?

ちなみに、レモングラスにも女性ホルモン様がありますので妊婦さんはNGです。(クラリセージも)

精神的に疲れたときにエネルギーを与えてくれ、

 
筋肉痛や胃腸の不調を緩和してくれるレモングラスは
 
まさに生体エネルギーをチャージしてくれそうですね。

あと「ベティバー(ベチバー)」も月の精油だなんてちょっと意外な気もするのですが

根っこから摂れる精油で、土っぽい香りや重さがあるので

土星の精油。とも言われています。

 
月の感情が不安定なとき、精神的にグラウンディング(地に足をつけてくれる感覚)させてくれるので
 
ベティバーが落ち着きを与えてくれるでしょう。

ベティバーは私、結構好きで良く使う精油なんですよ。

マイナーな存在ですし、香りが超個性的なので えっ!!といわれますが

とても深い深い眠りを与えてくれます。それくらい神経を鎮めてくれるんですよ。

また、筋肉の炎症にも良いので、肩や首のコリがコリを通り越して痛いとき
ベティバーを使うと驚くほど身体が楽になります。

そんな感じで 自分の感情や肉体を労わってあげたい時は

ぜひ月の精油でボディートリートメントを行ってくださいね。

カモミールは高価ですし、ベティバーもマニアックでなかなか置いているサロンも無いので

両方揃っているアルケミストへぜひアロマトリートメント受けにいらしてください♪

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