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- ミライノミラノ -

【メルマガ】みずがめ座新月(春節)&ジャッジしないコツ

トピックス
(1)重要な星の動き・みずがめ座新月(春節)
(2)タロットプチコラム・ジャッジしないコツ
(3)編集後記・ぎっくり一歩手前です

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1日遅れましたが、新年快楽!!!
こんにちは。香りと星のコンシェルジュ、橘ミラノです。
これは中国春節にあたります!Happy Chinese New Year!
2月10日から本当の甲辰年が始まります。

2月10日(土)7:58a.m.頃、みずがめ座21度で新月を迎えました。
新月のサビアンシンボルは「絶望し幻滅した女」

なんだかネガティブなシンボルのように聞こえますが、違います。
人は誰でも願うような豊かな暮らしと健康な体といった幸せな生活。
そうした個人的な願望や本能的な欲求といったものが自分の中にまだ残っていることに
絶望するのがみずがめ座なのです。

新月は12ハウス、ますます個人を捨てて大きな目的のために奉仕する意味合いが強くなります。

ある意味、ちょっとドMでもあったりする度数です。
国家のため、と命を捧げて任務を遂行するスパイのような感じ。
個人的な感情は捨てて、眠い暑い寒い痛いを通り越してサイボーグのように働くことが理想です。

新月図のアセンダントはうお座、天体がすべて東側に偏っています。
出生図では自分で考えて自分で決定し、行動する人になりやすいのですが
1ハウスに海王星があり、新月も12ハウスなので「自分の」意志というより
みんなの、あるいは誰かのために自分はやるんだ、という感じがします。

それがどうも壮大なヴィジョンになりやすい、という感じ。
理想と現実は、だいぶかけ離れていますよ~~、と
みずがめ座新月に対しておうし座の天王星が90度でツッコミを入れています。

それでも、夢に向かって動き出さなきゃ、願いは叶わないんだ。
無理と分かっていても、どんなに反対されようと、動かないわけにはいかない。
そんな決意を感じさせるような新月です。

天王星はブレイクスルーを起こす天体ですから、奇跡はきっと起こるでしょう!
ただ、突拍子もないことをしでかして周りを驚かせそうです。

水星と木星もスクエアですし、話や考え方が飛躍しやすい配置。
急がば回れ、的なやり方で行くと雑な失敗を避けられますよ。

交渉術も、いきなり本題に入るのではなくまずはなじむところから。
これは男女関係でも言えることです。

婚活アプリで知り合って、さっそくデートにこぎ着けても、
いきなり年収は?とか共働きに賛成ですかなどと聞くのではなく、
今日のランチは何を食べたんですか~?と全然関係ないことを聞くような。

みずがめ座の水星は合理的な思考回路なので、限られた時間内で
知りたい情報をすべて聞き出すのは重要ですが、ちょっと味気なさすぎる。

今は最短距離で効率的に進むというより、あえて余裕をかます姿勢で
ゆったり優雅に、でもやるべきことはちゃんとやりつつ焦らない。
じっくり時間をかけて一歩一歩近づく作戦が良さそうです。

冒頭でもお伝えしましたが、太陰暦では昨日が新年です、正月です。
グレゴリオ暦の1月1日、立春の2月4日も太陽に関連する新年あけおめですが、
厳密には立春はその名の通り春の始まりなので、どちらかというと
新年というより西洋占星術の春分に近いのかな、と思っています。

この辺は混乱しやすいところなのですが、太陽由来にせよ、月由来にせよ
新年とか新春といった区切りはあらたな決意表明や行動を起こしやすい時期なので、
1月1日を逃してしまった人(?)は、ここで自分だけの新年を祝うのも良いでしょう。

現実は厳しい、道のりは遠いと知りつつも、夢を諦めない。
なんとかなる、なんとかするんだ!!という希望を胸に、新年を祝いましょうね。

皆様にとって、2024年辰年が飛躍的な1年となりますように。





*タロットプチコラム ~ジャッジしないコツ


タロットに限らずどんな占いもそうですが、占い師はこう質問されることが多いです。
「〇〇の方が良いですか?」

実は良い・悪いというものはないのです。
ただそこにあるのは事実だけ。そういう状態ですよ、ということだけ。

彼と結婚した方が良いですか、引っ越しした方がいいですか、転職した方が(以下略)

具体的にAとBを比べて、というのもありますが、そうではなく漠然とというか
今のまま現状維持で動かない方がいいのか、それとも変化を起こして行動するのか。
自分がそうしたい、したくないの前に、良い・悪いのジャッジを求めるのです。

もちろん、それこそが占いの役目ではあるのですが、トートタロットは特に
「汝の意志のあるところに魔術が起こる」というポリシー設定のカードなので、
どちらが良いか悪いか?よりも、自分がどうしたいのか?の方が大事です。

え~そんなこと言ったって、分からない・・・
私にとって良いのはどっちか占ってもらうのが占いの役割でしょう?
と言いたい気持ちも分かります。

でもね・・・大いなる宇宙にとって一体何が良いのか悪いのか分からないのです。
なぜなら、一見悪いことのようで実はその方が結果的に良い場合もあるからです。

喩えが不適切かもしれませんが、受験に失敗して一浪しました。
悲しい、辛い。けど、長い人生からするとそちらの方が良い先生や友達に出会えたり、
ストレートで進むよりも1年待った方が良かったね、ということも見越しているからです。

もちろんその時は辛いですよ!誰だって失敗はしたくないし、
できればすべての望みが叶って順調に物事が運ぶことを願うのは当然です。

でも、どちらの道が良い・悪いとか、幸せになれる・なれないかは、
一筋縄ではいかないこともあるのです。

と、説教臭くなってしまいましたが
占うコツとしては、どちらが良い・悪いという判断を占い師がするのではなく、
あくまでも質問者である当人に選ばせることです。

決定権は、その人にあります。その人の人生なのですから。

占い師のスタンスとしては、良い・悪いのジャッジをするのではなく、
Aを選べばこうなる、Bを選べばこうなる。という状態をお伝えするだけ。
それが良い・悪いはご本人の判断に任せます。

でもますます分からなくなって、占い結果にモヤモヤする人もいます。
それでいいんです。行動しないという行動をすることになります。
つまり現状維持を選ぶ。何もしない。

占いの現場では、AとBどちらが良いかと尋ねられたら占い師としての見解を
告げることはあります。
明らかに今動いちゃダメな場合や、今動かなくていつやるの?!といった
分かりやすいタイミングが来ている時や、相性などパッと見て
こちらの人の方が結婚向きです、とかハッキリ出る場合はそう告げます。

でも、単純にそうとはいかないことも多いので、そうした場合は
判断を委ねられても、こちらは安易に応えないケースもあります。

オチになっているかどうか微妙ですが、伝われ~~~~





*編集後記 ~ぎっくり一歩手前です


毎年この時期になると辛いのが、花粉とぎっくり腰。
花粉は主に目に来ます。鼻は大丈夫ですが、目が痒い。

そして若い頃からやっているのが、春先の寒暖差で自律神経が乱れ、
腰痛に悩まされます。また今年もやってしまいました。

歩けないほどではないので、なんとか騙しだまし活動していますが、
なかなか治りません。腰痛から派生して、股関節痛に発展してしまいました。

というわけで、皆様お気をつけあそばせ。

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