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- ミライノミラノ -

【メルマガ】しし座満月&地上の星としてのタロット

トピックス
(1)重要な星の動き・しし座満月
(2)タロットプチコラム・地上の星としてのタロット
(3)編集後記・紫微斗数がんばっています

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こんにちは。香りと星のコンシェルジュ、橘ミラノです。

2024年最初の満月は、1月26日(金)2:53a.m.頃、しし座6度で起こります。
しし座6度のサビアンシンボルは「時代遅れの女と最先端の少女」

自分の関心事に夢中になっている間に、周囲とのギャップが出来てしまっていたことに
ハッとする度数ですが、この落差こそが自分にしか出せない表現や想像力になります。

満月は8ハウス、アセンダントはいて座でルーラー木星とスクエア。
ちょうど21日(日)にみずがめ座に再入宮した冥王星ともオポジションです。
ということは、太陽と冥王星がコンジャンクション。なかなか強烈ですね。

満月の翌日には天王星が順行となり、毎年恒例の全天体順行期間が始まります。
これは1月後半~4月くらいまで続く現象で、途中水星が逆行することもありますが
基本的にはその年の初めから前半くらいまでは外惑星が揃って順行するレアな時期です。

順行が良いとか逆行が悪いというわけではありませんが、それでもやはり貴重な動き。
新年や新年度が始まるタイミングに合わせて何かをスタートさせるには良いでしょう。
世の中全体がそうした流れになりますから、乗っかる方が自然です。

木星と冥王星のアスペクトは、強大な権力と関連します。
何か自分の力では抵抗できないような、でもメインストリームでもある魅力に抗えず
やっぱりいいよね、と屈することは悔しいけれども悪いこととは言えません。

特にしし座ーみずがめ座ラインはそうしたものに反発しやすいのですが、
みんながやっているから自分は敢えてやらない、という謎の理由が意固地になりすぎ、
本当は良さを分かっているのに認めたくない、自分はまだそっちには行きたくない、
といった葛藤が生まれやすい配置です。

そうそう、素直になって早い段階であっさり認めた方が楽になれますよ。
最後まで抵抗したい気持ちは山々ですが、タイミングを逃すと今更感が強くなり、
ますます格好悪くて入りたくても入れなくなります。

オールドスタイルや自分らしさを貫く姿勢は大事ですが、この時期は抑えましょう。
実利をあらわすやぎ座に金星・火星・水星が集中しており、木星や天王星とトラインなので
ビジネスライクに割り切って、損か得かで考えた方がスマートです。
たとえば電子決済、QRコード、オンラインなんちゃら等々、さっさとやりましょうね。
いずれ使わなければいけない時がやってくるのですから。という感じです。

この時期大切なのは、柔軟な思考。とにかく意地を張らないことです。
あれこれ理由をつけて否定するより、素直に良さを認める。
先入観を持たず、まずはやってみる。

冥王星が逆行して最後のやぎ座に返り咲く(?)3か月間が今年の秋にやってきますが、
それ以降は完全にみずがめ座に入り、もう戻ることはありません。
そう、いわゆる「風の時代」がいよいよ本格始動します。

どれが合理的か、後々自分にとって良いのはどっちか考えましょう。
その時の感情も大切ですが、「なんか嫌」という理由だけではもったいない。

ICに海王星があるので、土台が崩れるような、大切にしてきた居場所を失うような感覚が
あるかもしれませんが、もうすぐ新しく構築していかなければならない時期がやってきます。

1年先の話になりますが、土星・天王星・海王星といった外惑星が次々と移動します。
すべて火と風のサインに変わるので、世の中の動きはますます加速します。
軽やかに移り変わり、スピード感をもって動いた人の勝ち、みたいな状況になるので
今年は古いやり方が通用する最後のチャンスというか、情緒面においても
依存や期待はあまりできなくなってきます。

結婚や家族の在り方も変わるでしょうね。
好きだから一緒にいる、家族だから支え合うという当たり前に思ってきたことが、
そうではなくなる。その時に応じて変えればいいといった風になるかもしれません。

意地を張ってこだわり続けていることがあれば、少し見直してみてはいかがでしょうか。
この満月は、そうした心の深い部分を照らしてくれるでしょう。

 

 

*タロットプチコラム ~地上の星としてのタロット


占星術とタロットのつながりは以前にもお伝えしましたが、
天で起こっていること(=トランジットの惑星の動き)と地上で起こっているはリンクしている。
と実感できて、それを裏付けるようなカードが出たら当たっている確率が高いとみなします。

今でいうと、上記の冥王星のサイン移動が旬のトピックになります。

実は冥王星に対応したカードがありまして、それは20.審判 Judgement になります。
トート版だと20.Aeon アイオーン(永劫)ですね。
そう、あのイオンと同じです。スーパーのイオン。

で、冥王星が再びみずがめ座に入ったことで強い影響を受ける人たちがいます。
まずみずがめ座、そして不動サインと呼ばれるしし座、さそり座、おうし座の人たちです。
次いで風のサインと呼ばれるふたご座、てんびん座の人も影響あるでしょう。

これらのサインに太陽、月、アセンダントがある人は(特に初期度数)
今、何か大きな運命のうねりのようなものを感じているかもしれません。

冥王星なので、これまで無理と思ってきたことに一筋の光明が見えたり、
逆に隠し通してきたことが露呈になり、これまでのツケを払わされる結果になるなど。

冥王星も審判も、判決が下る、結果が出ることに関連するとともに
復活、再開、蘇生、大逆転、新しい自分への生まれ変わりの時に出てきやすいです。

そうした状態の人を占った時、このカードが出たらああ!天とつながっている!!!
と確信し、占いはより信ぴょう性というか揺るぎない結果を受け止めます。

このカードが出た意味を考えた時、単にタロット本に書かれてある意味を思い出すだけでなく、
天とのつながりを意識するとリーディングに深みが出ます。

なのでタロットだけをやるのではなく、占星術もある程度されることを推奨しています。
ホロスコープが読めなくても、基本的な惑星やサインの意味は知っておくとよいでしょう。

タロットを展開した時、今の星の動きに合ったカードや、その人を象徴するカードが出た時、
タロットは「地上の星」となります。
そう、天の動きを地上(テーブルの上ですが)に投影しているのですね。

上と下がつながることはとても重要です。
タロットという現象も、上と照応していると考えてくださいね。

タロット本を読み込むだけでは見えてこないものが見えてきます。

 

 

*編集後記 ~紫微斗数がんばっています


新年早々、大変な出来事が続いて心が痛みます。
本当に、備えって大事ですね。
あらためてローリングストックでしたっけ?なんかも含めて、防災対策を考えないと。

占いは「転ばぬ先の杖」と申しますが、個人の運命のみならず
天災や政治経済といったマクロな視点でも占うことができます。
というか、元々そういうものでした。王や皇帝が、国のことを占わせていたのです。

今では科学的に予測したり、論理的に推測するものとなっていますが
それでも未来の出来事はなかなか当たりません。

西洋占星術でもマンデーン占星術という手法があるのですが、
東洋でも私が学んでいる紫微斗数は使う暦自体が違うので、今はまだ卯年なのですが
来年の辰年は2月10日の新月から始まります。いわゆる旧正月ですね。春節。

で、紫微斗数によると本当の辰年である今年は災害が多いとのこと。
これは戦争も含まれます。大きな禍ですね。株価も大暴落しそうです。

つい先日のメルマガでは新NISAやりましょう、なんて言っておきながら矛盾していますが、
もっと本格的に自分で運用している方は気を付けた方がいいかもしれません。

私も1月から10万円に増額したばかりですが、急に上がっていてちょっと怖くなりました。
あれ?これ仮想通貨の時に似ているぞ・・・と。
2月10日前に、いったん利確して全額引き出すかもしれません。(まだ迷い中)

紫微斗数を学び始めてもう3年になるのですが(汗)、さすがに少しずつ覚えてきました。
最初全然分からなくて無理!と投げ出していたのですが、またコツコツやり始めたら
なんとなく覚えている実感があり、やっと面白くなってきました。

何事も諦めず、続けることが大事ですね。

紫微斗数は、というか大陸はそうした傾向があるのだと思いますが
割とハッキリものを言います。吉凶や良し悪しに関して、言い切る部分が多いのですが
それって日本ではリスクが多いと、特に最近は避ける風潮がありますね。
でもどっちつかずの逃げ腰鑑定だと、ちょっとモヤモヤすること、ないですか?

私はハッキリ言ってくれる方を好む性格なので、信じる信じないは自分で決めるけど、
悪いこともちゃんと言ってくれる方が有難いと思うタイプです。

なので紫微斗数は好みなんですよね。全然ふわっとしていないところが。笑

トートタロットもそれに似たものがあって、エッヂが効いているので
感覚よりもロジカルに読めるところが好きです。その代わりシビアですが。

やさしい鑑定、厳しい鑑定、どちらがお好みですか。
人を傷つけるような言い方や、不安を煽ってはいけませんが
結局何を言われているのかよく分からない鑑定より、印象に残る言葉を残してくれた方が
占いとしての価値はあるのかな、と個人的には思います。

というわけで、今年こそは紫微斗数を頑張ろうと思います。

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