PCとスピリチュアルって実はすごく似ている部分があるな～と
常々思っていたので少し書いてみます。
カードリーディングの基礎、ということですが
この カードというのは、タロットカード、オラクルカード、なんでも良いのです。
タロットにしても、オラクルにしても
カードの意味を丸暗記しない。というのは共通です。
慣れてくると、勝手に覚えてしまいますから
それまでは本やガイドブックを片手にしながらでも全然よいのです。
え～ かっこ悪い。プロっぽくない。と言われそうですが
かっこつけてするものではなく、いかにニュートラルな状態でリーディングするか？
が大事なのだそうです。
カードの意味を覚えようとすると、勝手に自己流の解釈をしてしまいます。
それがキケンな落とし穴。
キケンって何が危険なの？？と思われるでしょうが
占う、カードからのメッセージを伝えるのではなく
その人の（その占い師さんの）解釈どおりに洗脳させられる。というとこがキケンなんです。
せ、洗脳？！ただ事ではない雰囲気の言葉ですが
その占い師さんも人間です。いろんな人生経験があり、いろんな価値観で生きてこられた方です。
たとえば、今あなたに好きな人がいたとして、実は不倫だったとします。
そして占い師に、この不倫の恋はどうなるのかと尋ねたとします。
それを聞いた占い師が、心のどこかに「不倫なんてダメよ！」と思っていると
正しいジャッジはできません。
カードは正しい答えを教えてくれるのに、自分からシャッターを下ろしているようなものです。
そして、カードの解釈を歪んだ形で伝えようとします。
そうなるともう リーディングではなく 洗脳ですね。
自分の価値観に基づいて、相手をコントロールしようとする。
ここで大切なことは、基本的にノージャッジということです。
この世の常識とか 今の時代の良い・悪いの価値観なんて
アチラの世界ではどうでもいいことなんです。
占星術でも同じです。宇宙からしたら、人間の決めた社会の枠組みなんてどうでもいいのです。
ただ！非常識な行動をとってよいかどうかというのは別問題です。
カードに結果を求めるときに、「どんな答えでも受け入れられますか？」と
クライアントさんに尋ねます。覚悟を決めてもらいます。
はい。なら 許可が下りるのでそれなりにきついですが、正確な答えが出ます。
いいえ。なら そこまで聞くのはやめておきますね、ということになりますから
じゃあどこまでなら聞いて良いか？どこまでなら結果を受け入れるか？？
それもクライアントさん自身で決めていただきます。
大切なのは、相手の無意識のサーバーにアクセスできる許可をもらうかどうか。なんです。
自分で自分をカードリーディングすることの難しさはここにあります。
どんな結果でも受け入れるつもりであっても、どこかに望みとか、自分の解釈が入りますから
やはりニュートラルな第三者に見てもらったほうが良い気がします。私はね。
お医者さんが自分で自分に注射打ったり、オペしたり縫ったりするのと一緒です。
できなくはないけど痛いし怖いし、よほどでなければ別の人にやってもらった方がよいですよね。
占星術はその点、統計学的なところがあるのでそこまでスピリチュアル性を求めませんが
カードリーディングはインスピレーションが大切です。
常識とか、固定概念に囚われすぎないこと。
イマジネーション・創造性です。ひらめきです。
だからこそ、ニュートラルな状態で臨むため 瞑想をとても大事にします。
なぜ瞑想しなきゃいけないの？などと理由を尋ねたり、必要性をアタマで考えるなんて
言語道断です。
しいていうならば、それらの思考グセを取っ払うため。とでもいうのでしょうか。
あと、カードリーディングはクライアントさんとの共同作業とも言えるでしょう。
なぜなら、どんな結果でも受け入れます。という覚悟を決めてもらうことにより
相手の無意識のサーバーにアクセスする許可をもらえるかどうかで
結果が違ってくるからです。
えーー 分からない。どうしよう。。。怖い。となったら、じゃあやめておきましょう。
となりますし、門前払いということではなく
じゃあどこまでならOKですか？と細かく確認します。
PCでもありますよね。全ての権限にアクセスできる。とか、
管理者が許可した範囲内でならOK,とか いろんな設定項目があります。
あれです。まさにPCの世界とスピな世界は似ているんです。
だから精神世界の大家に元エンジニアとか、理系の人が多いんですよ。
そして、無事サーバーにアクセスする許可を得たら、次に大切なことは
検索ワードです。
検索ワードでいかに絞り込めるか。細かく、具体的に。
入力することが明確だと具体的な答えが出ます。
もしあなたの望みが「カレーが食べたい」だとして
カレーとだけ入力⇒渋谷？カレーうどん？スリランカ？札幌スープカレー？？？
と、トボケた検索結果がいっぱい出てくるのと同じですね。
そして不思議なことに、ちゃんと届くような質問をしていたら
実にリーディングしやすいストーリー性のあるカードが出てきてくれるんです。
一貫性があると読みやすいですよね。
だから1枚1枚カードの意味を暗記しなくても、絵柄だけで全体の印象がつかめます。
ざっくり大きく聞かないこと。具体的に落とし込んであげると
最終的には日々、何をやるべきか。毎日できる事が出てきます。
その夢をかなえるためにするべきこと。
夢を現実化させるためにするべきことをどんどん聞いていくのです。
豊かになるため。よくなるため。輝かしい未来になるためにするべきことは？ です。
決して自己犠牲にならないように設定することが大切です。
私はどちらかというと上記のタイプです。細かくお尋ねします。
もしくは、有名なタロットの先生の中には
あえてクライアントさんに何も質問しないタイプの方もおられます。
それももちろんOKです！（OKだなんて上から目線の言い方になってしまってすみません）
えーー 細かく具体的に聞けといったり、何も尋ねるなといったり、真逆じゃないの。
と言われそうですが、ハイ。下手に邪念が入るよりは
何も聞かずにカードを引いたほうがましです。
クライアントさんの状況を客観的に見てあげる。という意味では。。。
占う側にも固定観念があるとすれば、クライアントさんにも思い込みがあったりします。
お付き合いが始まっていない状況なのに、恋と勘違いしていたり。
質問者側の言い分を鵜呑みにしていては、ちぐはぐな結果が出るようです。
カードリーディングって、難しいんですよね。
占星術もカードリーディングも、私の場合はですけど
ご本人にどうなりたいのか？何を望んでいるのか？？をいちばんに尋ねます。
そこが分からないの！！という方には、じゃあ私が決めていいんですか？ってことになります。
嫌ですよね。
自己防衛的な気持ちが強く働いている方は、自分がどうなりたいのか？ではなく
いちばん良い結果になりそうなものを選ぶ。という考え方が多いです。
それは、本人がやりたいという意志を持って努力しないと
何においても良い結果にはなりにくいです。
もちろん仕事に置いては適職判定というのはある程度できますけど、
その範囲内で自分で選ぶ。自分の意志で外側の世界に才能を発揮していく。
ということがとても大事だからです。
なので、カードにしても占星術にしても
覚悟と意志を決めてくださいね。
カードも天体も、何もしてくれませんよ。
事を成すのは、あなた自身です。
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