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- ミライノミラノ -

【メルマガ】しし座新月&カードはボロい方がいい?

トピックス
(1)重要な星の動き・しし座新月
(2)タロットプチコラム・カードはボロい方がいい?
(3)編集後記・博物館実習が始まります

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こんにちは。香りと星のコンシェルジュ、橘ミラノです。

7月29日(金)午前2:54頃、しし座6度で新月。
新月のサビアンシンボルは「時代遅れの女と最先端の少女」

しし座特有の火のようなエネルギーが、行動面では一旦大人しくなりますが
内面では激しくマグマのように沸き立ち、創造性や芸術面での才能、あるいは
工芸や機械技術、デザインといった分野で花開きます。

この辺りの度数は、陶芸家が作品を気に入らないとガチャンと割ってしまうイメージ。
こだわりの強いアーティストタイプが多いのですが、破壊的でもあります。

新月は2ハウスで、おひつじ座の木星とトライン。
2ハウスはお金だけでなく、資質や才能(稼げるリソース)を表しますから、
この時期やりたいと思ったこと、特に衝動的で直感的であるほど純度は高く、
それが将来何になるのか?お金や仕事に直結するかなんて考えなくても
やりたいことへ向かって動き出せば、きっと大きな実を結ぶでしょう。

ただ、木星は新月と入れ替わるように逆行を開始。
それまでのイケイケ路線からは、少し大人しくなりそうです。
木星逆行は11月24日まで続き、太陽・月・アセンダントがいて座の人に
影響を与えそうです。

「ま、いっか~」「テキトーにやっちゃえ」の楽観的思考は悪くないのですが、
この4か月間はちょっと気を引き締めていった方が良さそうです。

気になるのがおうし座の火星・天王星・ドラゴンヘッドの塊。
それと、オーブを広く取れば新月は水星と共にあるとみなし、
これらはみずがめ座の土星も絡んでのTスクエアです。

火星も天王星も、どちらも機械を司ります。
火星は工場にありそうな、鉄でできたような、割と原始的な仕組みの機械。
天王星は電子部品やコンピューターなどの精密機械。
猛暑も相まって、システム障害や電気、電波系の火災や漏電などの事故に注意。

それと、火星も天王星も「カットする」天体。
手術のアスペクトともいわれます。分断する、切除することが起こりそう。
天体の力を前向きに応用させるなら、お盆休みを利用してプチ整形も良いでしょう。
ホクロを取る、シミを取る、ポリープを取る、ロングヘア―をバッサリ切る。
それっぽいアクションなら何でも良いです。

そして水星と土星はシステムや論理的思考と関連します。
不動サインでのハードアスペクトなので、今まで我慢にガマンを重ねてきた人、
もう無理!もう限界!!ってことが起こったら、本当にもう二度と「ない」んです。

活動サインは割とパッパと決断&行動し、やり直すこともしばしば。
柔軟サインは決めかねてグダグダ、ズルズル続くパターンですが、
不動サインだけは現状維持を選ぶので、どれだけキツくても最後まで粘る。

それが、もう無理。となるのがこの配置。

この新月とTスクエアが個人のホロスコープのどこで起こるか?によりますが、
人との別れを経験する場合もあるでしょう。
行きつくところまで行ったら、案外スッキリした面持ちかもしれません。
冷静に考えて、合理的な判断を下したとき「あ、もうないわ」となったら、決意は固い。
二度と覆ることはないでしょう。

ただ、しし座の新月ですし木星が後押ししてくれるので、
気分は前向き、辛くても次へ進もうとする気力と体力はあります!

新月は新しいことが始まるタイミングでもありますが、裏を返せば
今抱えている物事を終わらせる必要があります。

タロットカードでいう「死神」のようです。終わりは始まり。

しし座の躍動する生命力は、中途半端な継続から生まれるのではなく、
ぬるい環境から飛び出した世界の先で創造主となっていきます。

まず一旦終わらせて、それから始めましょうね。
次なるときめきを求めて。





*タロットプチコラム ~カードはボロい方がいい?


6月とは思えない猛暑にやられ、梅雨明け宣言した途端、雨続き。
どうなっているのでしょうね。今度はまた35℃越えの毎日です。

雨降り時期の湿気にやられて、タロットカードがくっついてしまいました。
エアコンはかけているのですが、追い付かないくらい湿気がえげつない。

湿気でくっついたカードは、エタノールを軽く振って
キッチンペーパーなどで上からポンポンと抑えるようにして拭き取ります。
そして広げて乾かす。土用の丑の日に梅干しを干すような感じ。笑

大体のタロットカードはプラスティック加工が施されていて、
表面はツルツルして滑りが良く、水に多少濡れても大丈夫なのですが
さすがにもったりと重くなり(物理的に)、カードが反り返ってきました。

段々使い込んでいくうちに、角が折れたりめくれて剥がれてきたり、個性が出て
裏返しの状態でも「あ、これはあのカードだな」と分かるようになってきます。

それがシャッフルや鑑定結果に影響するかといえば、ほとんどしません。
それはそれ、であのカードだ、と分かっても、それもまた乙というか
ああ、だからこの方は(orこの質問には)これが出てくるんだな、と納得がいきます。

私が所属する占い館には、この道40年とかすごい大御所の先生がいらして、
その方のタロットカードはボロボロすぎてほとんど絵柄が判別できません!

ええ~?これで分かるんですか?という感じですが、分かるそうです。
私ならさすがにここまでくると別のに変えちゃうけどな~、という状態でも
その先生はずっと使い続けていらっしゃいます。(尊敬)

年季の入ったカードだと、なんだか当たりそうな気がしませんか。
すごい先生のタロットカードは、大体ボロボロなのにまだ使っていることが多いです。

中にはプレミアムのついた貴重なカードを大事にされているパターンもありますが、
ごく普通のウェイト版なのにそこまでボロボロだと、逆に感慨深いです。
そこまで使い込んでみたいですね!





*編集後記 ~博物館実習が始まります


かねてより挑戦していた、博物館学芸員の実習がいよいよ始まります。
この感染状況の中、今までよくやってこれたな、というのが率直な感想。
コロナ禍になってもう3年目の夏ですが、今年も無事開催となりました。

5日間の実習では、実際の美術品に触れて掛け軸や額を壁にかけたり、
陶器や彫刻を梱包したり、ライティング(照明)を学んだり、
模擬展覧会を企画したりと、なかなか盛りだくさん。

ここの実習が肝で、これを乗り越えればあとはもう楽勝です。

基本的に通信制の大学なので、1日も通学する必要はないのですが
学芸員実習だけは別。学内の美術館相当施設で、実習を行います。

通信コース専用のSNSがあり、その中で学友さんと交流しているのですが
この実習で初めてお会いする方が何人かいるので、とても楽しみです!

中には海外から参加される方もいて、コロナ禍のせいで
2年も帰国が叶わず、そのために学費を払い続けてきた人たちもいらっしゃいます。

いや~、学ぶって大変ですよ。
生半可な覚悟では達成できない。

博物館学芸員課程に軽い気持ちで申し込んで、大変さを知り
そのまま単位を取らず放棄してしまう人も毎年いるとか。

年に一度しかないチャンス。ここに万障繰り合わせの上、参加する。

待ちに待ったこの時を、やっと迎えることができました。
白い手袋はめて、ルーペ持って脚立登って学芸員っぽいことをしてきます♪

わずか5日間ですが、京都のキャンパスライフを楽しんできます。

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