MAGAZINE
- ミライノミラノ -

【メルマガ】みずがめ座満月&顔の向きで見る過去と未来

トピックス
(1)重要な星の動き・みずがめ座満月
(2)タロットプチコラム・顔の向きで見る過去と未来
(3)編集後記・学芸員はコミュニケーション能力が要る

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

こんにちは。香りと星のコンシェルジュ、橘ミラノです。
今日からお盆休みといった方も多いのではないでしょうか。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。

明日8月12日(金)10:35 a.m.頃、みずがめ座20度で満月です。
満月のサビアンシンボルは「大きな白い鳩、メッセージの担い手」

この度数は、何か困ったことがあっても常にオープンでいることで
必ずどこかから解決のヒントとなるようなメッセージがやってくる、というもの。
電車の広告、車のナンバー、道行く人の会話などから受け取ることが出来る。

トラブルが起きても、逃げずに直視して対処する。あるいは全く放置したとしても
あるがままを受け入れることで大きな助けを得ることが出来ます。

満月は4ハウスで土星とともにあり、天王星&火星とTスクエア。
基礎的な部分でやらなければいけないこと、日々の生活に関わること、
家族のような関係性の中で向き合わなくてはならないことに焦点が当たります。

怒りを感じた時や、逆に誰かから怒りをぶつけられ責められたとき、
だんまりを決め込む人がいますね。理由を問われても黙ってしまう。
原因が分からない、先へ進まない状況で一筋の光明となるのが
「本来の自分らしさ」

満月図のアセンダントはてんびん座で、ルーラー金星はMCにコンジャンクション。
金星はこの日かに座⇒しし座へ移動したばかりです!
しし座の金星は「自分が!喜ぶことや楽しむこと」が中心になります。

相手を喜ばせるとか、周りに楽しんでもらうというのもアリですが、
まずは自分が楽しまなくっちゃ!というサイン。

自分がもっとも自然で心地よくいられる自分を思い出し、
それを目指すと解決の糸口が見えてきそうです。

金星は逆行中の木星とトライン。自分が持つ資質、魅力、財産、持ち物が
幸運を運んでくれます。一度周りを見直してみてください。
思わぬ掘り出し物や、自分の強みを再発見しそれを有効活用できますよ。

火星と冥王星がトラインなので、思わぬ底力が出そう。
追い詰められた先で直感が降りてきて、信じられないパワーを発揮。
何か不思議な力に導かれて奇跡的に助かった、なんてこともあるかもしれません。

おとめ座の水星は本来の座にあり、ハイアーオクターブの天王星とトライン。
ここでも鋭い知性とテキパキした作業で物事が片付いていきます。

こじれた問題も、客観的に整理し身の回りにある材料を集めたら、
急にアイディアが浮かんで楽しい気分になるでしょう。

土星の近くで起こる満月なので、問題から目を背けることはできませんが
せっかくなのでガン見して(?)、楽しみながら取り組みましょ。





*タロットプチコラム ~顔の向きで見る過去と未来


タロットカードには人物の顔の向きがあります。
左、正面、右。トートタロットはめちゃ細かくて、斜め右上とかありますよ。笑
ウェイト版やマルセイユ版(特にカモワンタロット)は、人物の顔の向きで
相手の気持ちや過去と未来どちらに意識が向いているか?を読むことがあります。

基本的に左は過去、右は未来です。

これが正位置の場合で、逆位置だともちろん向く方向も逆になりますね。
そうなると意味合いも違ってきます。

たとえばケルト十字で最後の10枚目の位置「最終結果」のところに
9.隠者の逆位置が出たとします。

隠者のカードはウェイト版・マルセイユ版・トート版すべて左を向いています。
左は、過去。隠者は過去を見ている。カンテラで過去を照らしています。

ということは、過去に焦点が当たるのですが
逆位置で出た場合、顔が右向きになるので未来を見ることになるのですが
逆位置でしかも隠者なので、本来の意味にちょっと別ニュアンスが加わる感じ。

これは過去に背を向けて、問題に向き合わずに先へ行こうとする。

隠者は「内省、修行、真理の探究、熟慮、孤独(単独)」などといった意味ですが
エグイくらい自分と向き合うドMな行為の先に、豊かな実りを手にするのです。
(おとめ座対応のカードなので、小麦などの穀物と関連します)

見なかったことにして、根本的な解決をしないまま先へ進んでも
何の実りも得られない。でも逆に言うと、そこをちゃんと向き合えば
ひっくり返っていた隠者のカードは正位置で出てくれるのです。

今回はたまたま隠者のカードを引き合いに出しましたが、
展開されたカードを見て、人物の顔の向きに着目してみてください。
逆位置が多い場合もそうですが、人物が全部左を向いていれば
質問者は過去に囚われている。反対に、右を向いていれば前進あるのみ。

過去と未来。あなたはどちらを向いていますか。

これは相性にも応用できるので、次回にお話ししましょう。





*編集後記 ~学芸員はコミュニケーション能力が要る


先日、京都での博物館実習を終えました。疲れた~~~(;´Д`)
朝7時に家を出て電車に乗るなんて、今までないから!!!!
それが無理でサービス業になりましたからね、11時からの仕事がギリギリ。

5日間濃すぎる内容の講義&実技を受けてきました。
江戸時代の掛け軸を取り扱ったり、有名画家の幼少時の絵を展示したり。
あらためて感じたのは、やはり私は机上で考える仕事よりも、
現場で手や身体を動かす作業の方が好きだな~、ということ。

私のホロスコープで労働環境をあらわす6ハウスには、水星が入っているので
肉体労働というより、どちらかというと頭脳労働系なのですけどね。

で、実習最後のまとめで先生がおっしゃったこと。
学芸員の仕事って、30年前は調査研究が重要視されていたらしいのですが、
今はコミュニケーションと教育普及がいちばん大事!とのこと。

ヲタクっぽく知識を追求し、正しい事実だけを面白くなく発表するのではなく、
いかに興味を持ってもらえるか?知ってもらえるか?の工夫が大事だそうです。

占いの世界も最近そうなってきました。
昔は何年も占い師の現場鑑定や研究をしてきて知識量がすごくて当たるよりも、
キャッチ―で分かり易くてトークが上手、みたいな占い師さんが人気者です。
YouTubeなどの影響でしょうかね~タレント性やコミュニケーション能力が問われます。

どんなに立派な研究成果を残しても、人々に知ってもらわなければ意味がない。
無くはないですが、情報を届けるという社会的な役割としては不十分です。

堅苦しくなくていいので、ワークショップなどからとっつきやすい環境を作り、
コミュニケーションの場を作っていく。
そして教える/教わるという上下関係ではなく、互いに啓発しあう柔軟さ。
占い師も、お客様との対話とタロットや天体といった、第三者目線との共同作業なのです。
そこにはコミュニケーションが欠かせません。

なんだか取り留めのない文章ですが、学芸員と占い師の共通点を発見してしまいました。
履修して良かったです♪いろんな気付きがありました。

Recent Entry
Category
Archive