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- ミライノミラノ -

DV家庭で育った子供

今朝はwindows10の更新プログラムの再起動にすんごく時間がかかり、

PCを使った仕事が何もできないので、NHKのあさイチをボーっと見ていました。

テーマは「DV家庭の子供たち」

なんとも重たいテーマですね。食い入るように観ました。

http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/170605/1.html

DVというと、つい暴力、身体的な暴力を振るうといったイメージですが

殴る蹴るだけではなく、精神的な暴力もDVというのだそうです。

相手の人格を否定したり、無視したり。怒鳴ったり威嚇したり、

相手の携帯やメールをチェックして付き合いを制限させたり。

ひどいですね。でもこれで悩んでいる人が実に多いそうです。

殴る蹴るの身体的DVはケガをして傷ができるのである意味わかりやすいのですが

精神的DV、いわゆるモラハラ的なものってなかなか証拠をつかみにくいですよね。

また、責め続けられているうちに「自分が悪いのかな」と

思い込むようになり、なんでも自分のせいにして誰かに相談することすらできなくなるそうです。

そして、よく言われるようにDVは連鎖する。

両親が仲が悪く、口論や暴力が日常的にあると

子供は親の顔色を見てしまうクセが付き、どうしたらよいのか分からず

コミュニケーションの取り方が分からない大人になったり、

愛され方を知らないので、自分が親になった時子供の愛し方が分からない。とか

叱り方にしても加減が分からず、あれほど嫌な想いをしたのに

気が付いたら親にされたことと同じことを子供にしてしまい、

また暴力の連鎖が起こる。

そうして深い自己嫌悪に陥り、精神的にも追い詰められ

自分のことで精いっぱいで子供への関心や注意が希薄になり、

子供が発するメッセージに気が付かない。

普通は誰かに相談すれば?と思いがちですが、

元々こういう方は人とコミュニケーションをとったり

自分の欲求や想い(苦しい、辛い、誰かに頼りたい)を表現するのが苦手なので

他人にSOSを求めることすらできず、一人で思い悩む。

なので発見が遅れるといった悲劇につながるそうです。

占星術でも、そうした心理学と組み合わせた心理占星術というジャンルがあり

従来のような未来予測的なことに占星術を用いるのではなく、

個人の理解や癒し、そして自己実現へとつなげるツールとして

20世紀に入ってから初めて人間の内面や心理といったものに

天体の影響が及ぶことに注目されるようになりました。

私は心理学を本格的に勉強したことはないし、正直そこまで興味はなく

どちらかというとビジネスとか金融とか政治とかの方に傾きがちです。

ですが、心理占星術も少しかじった程度ではありますが

場合によっては多少、取り入れることもあります。

どんな場合かといいますと、事象が出ていない人。

とてもダイナミックでパワフルなチャートをお持ちなのに

そのパワーが全くといっていいほど発揮されていない人。

う~ん おかしいな~ 当たっている、いないでいうと当たって無い。

ちょっと凹みますよ。(笑)でも、当てることが目的ではなく、

なぜ事象が出ていないのか?検証することが大切です。

本来持って生まれた素晴らしい資質を発揮できない原因。

それは上記のような、幼少時の家庭環境における未解決の問題が原因であることが多いです。

十分に愛されなかったことから自己価値が低い、自信が無い、不安。

星の恩恵はそこにあるのに、強い緊張や抑圧が邪魔して

素直に受け取ることができない、手を伸ばせない。

「ほら、これが宇宙からあなたへのギフトですよ~~」と

玄関先に届けられているというのに、封を開けようとしない、あるいは

うまく開けることができない、そこにあるギフトに気が付かない人が実に多い。

そんな時は、やはり専門家の力を借りることになります。

私は臨床心理士ではないので、そこまではできません。

そうしたところへ相談に行かれることを勧められても、

行く・行かないはクライアントさん次第です。

私はヒントをお伝えするだけしかできませんが、

問題解決へ向けて一歩踏み出すきっかけになれればと思います。

簡単そうに言ってて恐縮なのですが、一筋縄ではいかないことも理解しています。

時間もかかるでしょうし、過去の辛い記憶と向き合うことで苦しむでしょう。

それでも「変わりたい!!!」「より良い人生を歩みたい!!」

と思われた方は、もしかしたら占星術が役に立つかもしれません。

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