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- ミライノミラノ -

【メルマガ】おうし座新月&デッキによって微妙に意味が異なるカード

トピックス
(1)重要な星の動き・おうし座新月
(2)タロットプチコラム・デッキによって微妙に意味が異なるカード
(3)編集後記・時々ミシンやっています

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こんにちは。香りと星のコンシェルジュ、橘ミラノです。

5月20日(土)に日付が変わってすぐの0:53a.m.頃、おうし座29度で新月です。
おうし座29度のサビアンシンボルは「テーブルの前の2人の靴職人」

古い伝統と新しい価値観との間で揺れる度数。
新月は新しいスタートにふさわしいタイミングでもありますが、この度数は
新しい方に行った方がいいよね、とは頭では分かっていても、
まだ愛着あるものからは離れられない、急に新しい価値観を受け入れるのには
時間が必要、といった葛藤を表しています。

新月は3ハウス、アセンダントうお座には土星が乗っかっています。
金星と火星もかに座にあり、水と土のサインが強調されています。
長く続く愛情と信頼関係が、物事を良い方向へと運ぶカギとなります。

おうし座には、2ハウス~3ハウスにかけてまたがっていますが、5天体集中。
ドラゴンヘッドも入れると6つもあり、先日移動したばかりの木星と、
順行に戻ったばかりの水星もようやく通常運転となり、リフレッシュ感が強い新月。

これから新しく固めていこう、愛情確認してからゆっくり進もう、という
事柄に関してはとても良い配置ではありますが、気になるのが火星と冥王星。

新月図ではまだ火星はかに座最終度数ですが、21日(日)にはしし座へ移動し、
みずがめ座の冥王星とオポジションという緊迫した状況になります。
加えて、先におうし座入りした木星と冥王星はすでにスクエア、そこへ
火星も参戦して木星-冥王星-火星のTスクエアという一触触発の危ういアスペクトを形成。

もし不動サイン、特にさそり座の初期(1度~5度)に天体をお持ちの方は、
これに巻き込まれて権力関係、パワーバランスの問題が起こるかもしれません。
これまで蓄積した不満が一気に爆発、とならないように、冷静な話し合いが必要です。

また、感情的な爆発だけでなく、物理的な意味での爆発にも気を付けたいところ。
それには予防しようがありませんが、できるだけ人の多いところは避けた方が良いでしょう。
コロナの感染者も増えているようですし・・・引き続き注意してくださいね。

ただ、21日には火星に続いて太陽もふたご座へ移動しますから、
ふたご座太陽が冥王星と火星とは調和角となり、ガス抜きをしてくれるので
20日(土)~21日(日)のこの週末さえ気を付ければ、何とかなりそうです。
(G7広島サミット大丈夫かな??)

ちょっと怖いことを言ってしまいましたが、ご心配なく。
おうし座の新月は、木星効果もありあらためてリアルの良さを実感できる出来事が増えそうです。

ちょうど5類に移行し、マスクも個人の判断となってライブやイベントも増えましたね。
やっぱりみんなと会えるっていいな~、顔が見られるっていいな~、と思ったのでは。
五感を司るおうし座ですから、オンラインでは伝わらないニュアンスも感じ取れて
良かったのではないでしょうか。

ですが、オンラインやリモートワークのメリットを知ってしまった以上、
完全にコロナ前に戻そうというのはちょっと無理があります。
一部の対応できない人たちは、戻そうとするでしょうがそうはいきません。

相手の表情や匂い、ふれあいといった五感で感じる対面の良さは残しつつ、
オンラインの便利さと低コスト面を取り入れて標準化していけたら良いですね。

 

 

*タロットプチコラム ~デッキによって微妙に意味が異なるカード


唐突ですが、ウェイト=スミス版、マルセイユ版、トート版と3つのデッキには、
同じカードでも微妙に意味合いが異なるものがあります。

たとえは、8.力のカード。マルセイユ版とトート版では11.力(トートではLust 欲望)
と表記されます。これはカードの順列(正しいオーダー)の解釈によるものです。
8.力(Lust)は、しし座に対応するカードです。

そのため、ウェイト氏はキレイに黄道12サインの順番に当てはめたくて11⇒8番目に
持ってきたのです。そこは今回置いておきましょう。

ウェイト版では女性が猛獣を手懐ける絵柄から、柔よく剛を制すとか、
慈悲の力でコントロールする、忍耐といった意味で知られていますが(他にも解釈あり)
マルセイユ版だとほぼ意味的には似ていますが、これにもう少し、奇跡的な力が加わります。

ちなみに、トート版の11.Lust(欲望)では、もっと押しの強い女性像となります。
ウェイト版の、じっと耐える女性像とは随分違いますね。

私はこのカードを見ると、テコの原理を思い出します。
力ずくで制圧するのではなく、ちょっと工夫してひょい、みたいな。
それって奇跡的に見えるし、いかにも女性的な戦い方ですよね。

あとは奇跡を起こす条件として、何かを信じて全集中する!ってことですね。
またまた鬼滅の刃に喩えると、炭治郎がどんなに不利な状況でも
絶対に諦めない!首を斬ることだけに集中して最後に勝つ、みたいな感じ。笑

「諦めるな!考えろ!」のセリフもよく出ます。全集中し、一時的に体温を上げて痣を出す。
この体温を上げるっていうのが、しし座的な力だな、と私は思います。

先述のとおり、これはカードの順番にも関連し、ウェイト版では8番目ですが、
マルセイユ版(とトート版)では11番目に充てられてます。

1は魔術師、11は力で、どちらも人物の頭上に無限大を表す∞(レムニスケート)が
描かれています。
そしてお気づきの通り、1と11はどちらも始まりの「1」の数と関連。

よく恋愛のことを占った時に、アドバイスカードでこの8.力が出たら
「忍耐できないから悩んでいるんじゃないの!」と元も子もないことを言われがちですが、
この「ほんのちょっとの力と工夫で一気に優位に運ぶ」を意識したら、ただ我慢するだけでなく
魔術師的な頭を使って考えることや、クリエイティビティが必要になるのではないでしょうか。

形勢が逆転したら、あらたな展開の”はじまり”にもなります。
第2章のスタート、みたいな。だから末尾「1」のカードなのです。

どれが良い・悪いは無いです。

どのデッキを使いこなすか?で、カードの意味の覚え方というか基本的な解釈は
自分の中で固定化されるので楽ですが、時々違うデッキを使うことで
今までの自分の固定概念を崩し、そのデッキの世界観に従うことで
あらたな気付きを得ることもあります。

初心者にとっては混乱する原因にもなりますが、ある程度慣れてきた人には
時々違うデッキを使って、そちらの意味に準ずるという経験を、敢えてしてみる。
というのも良いのではないでしょうか。

 

 

*編集後記 ~時々ミシンやっています


趣味というか、必要に迫られて始めたミシン。
集中的にやる時期と、まったくやらない時期とがあって両極端ですが、
最近ちょっとまた始めました。

今度は、自分のドレスを縫うだけでなく、今ある洋服の修繕。
ポケットに穴が開いたデニムの修理などをやっています。

一から作るのと違って、リフォームとかお直しの方が大変かも。
できるだけその素材や色に合わせるため、近いものを探すところから始まります。

そして、なるべくその作り方に沿って、意図を汲み取ってそれに合わせていく。
自分で好き勝手に、自由にやるのと違います。

両方できる人になりたいですね!
自由にクリエイティブなドレスが作れて、地道にお洋服を直すこともリフォームもできる人。

今はこれを目指しています。笑

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