MAGAZINE
- ミライノミラノ -

相性とご縁は別物

平昌オリンピック、観てますか~~?

講座の真っ最中に羽生結弦選手の演技があったので

羽生くんのホロスコープを出してタイムリーな話題にも触れたりしています。

さて、先日はバレンタインだというのに味気ない話をしてしまいましたね。

恋愛に限らず、すべての感情の元はホルモンです。

では、それでもなぜ特定の相手がホルモンを誘発させるのでしょうか。

それは、二人のホロスコープを重ねてみる「シナストリー」で読み取れます。

相性って、良し悪しで判断しますが、ご縁はそうではありません。

逆に言うと、相性が良くてもご縁がなければ長期的な関係性を保つことが難しいのです。

相性が良くても別れてしまうカップル。

相性が悪いのになぜか続いてしまう関係。

こんな経験、無いですか?

恋愛⇒結婚へ進むパターンとして、あんなに愛し合っていたのに

なぜか3年ほどで離婚してしまったカップル。

かと思えば、毎日のようにいがみ合っている割にはいざという時にちゃんと結束する。

皆さんが求めるのは、両方です。

相性が良くてお互いが好きで長続きする関係ですよね。

でも、両方を求めようとするからなかなか選ぶ&決断することができないのかもしれません。

もしあなたが長期的な関係=ご縁がある相手を求めているならば

占星術では生まれた時間がどうしても必要になります。

自分のは分かっても、相手の出生時間が分からない。

そうしたケースもよくあります。まず聞き出せない関係の場合。

それから、聞けるけれども本当に分からないといった場合。

占いに使うから、というと警戒されてしまったり。(笑)

ですが、せめてあなたのだけでも生まれた時間が分かっていれば

50%~70%くらいはご縁の強さが見て取れます。

それには、度数がとっても重要なんです。

よく講座でも「度数見てくださいね!」と言います。

私のメルマガでもよく度数のことは書いています。

サビアンシンボルと併せて書くのですけど。

たとえば、16日のみずがめ座日食新月はみずがめ座28度で起こりました。

サビアンシンボルは「のこぎりで切られ倒された木」

その辺の解説は割愛します。(メルマガ読んでね!笑)

度数というのは、1つのサインにつき1度~30度までありまして

同じ星座(サインといいます)でも1から30までのグラデーションになっています。

おひつじ座を赤とするならば、おひつじ座1度と真ん中の15度、終わりの30度では

薄い赤から深紅の赤、ブルーがかった赤、黄色がかった赤など

同じ赤でもどれひとつ同じ色ではない。ということになります。

その度数の数字というのが、ラジオでいう周波数のようなものでして

ラジオでチューニングする時、周波数をピタリと合わせなければ受信できませんよね。

周波数の付近だと、かろうじて放送を受信できますが雑音が入ります。

ピタリと合った時にクリアーに聴こえる。そんな感じです。

ですが占星術で相性やご縁を見る場合は、そこまでドンピシャでなくてもOKです。

オーブといって許容誤差があり、±2度くらいはOKです。

もうちょっと広げてもいいですけどね。5度くらいまでなら・・・

誤差が少なければ少ないほどご縁は強力だと思ってください。

なのでご自分にとってどんな相手とご縁が強いのか知りたい場合は

自分の重要な天体(特に太陽、月、恋愛であれば金星と火星)

と重要な感受点(アセンダント、MC、ディセンダント、IC)の

サインと度数はぜひ暗記しておいてください。

そして相手の生年月日が分かったら、相手のホロスコープをチェックして

相手の天体の度数に着目してください。

ご縁がある相手は、コンジャンクションといって同じサインで同じ度数にある人です。

次にご縁があるのは、対極にある(180度反対側のサイン)の同じ度数(数字)の人。

一般的に良いと言われるトラインの関係、120度は相性は良いのですが

ご縁の強力さとい点においては3番目です。

むしろ、相性が悪いと感じる相手の方がご縁が強かったりします。

皮肉ですね。合わない人の方が学びが多いので、成長には役立ちますが

相性のいい人、いわゆるお友達関係や恋人など仲良しクラブの人間は

居心地は良いのですが成長を促してくれる相手ではありません。

多少相性が悪い方が結果的に長続きします。

なので他の占いなどで彼との相性が悪い。と言われて落ち込んでいるアナタ

悲しむ必要はありません。ご縁があるのですから。

あとはご本人のチャートの性質にもよります。

これは起業や独立などとも関連するのですが、出生図にハードアスペクトが多い人ほど

相性の悪い相手をパートナーに選んだり、厳しい時期に起業します。

これはご本人の中にそうした要素を持っていれば引き寄せてしまうの法則です。

スムーズで順調よりは、多少困難な方がしっくりくる。という性質。

あとは、ご縁の接着剤となる天体が土星や冥王星といった

マレフィックな天体を選ぶというか、普通相性では木星とか太陽とか金星とか

ベネフィックと呼ばれる、いわゆる「吉星」をつなぎとして見るのですが

穏やかで居心地の良い関係よりも、多少ハードな方が

結びつきが強くなる。といった世界観をお持ちの方は

普通避けた方がいい相手とされがちな、

土星や冥王星が乗っかる人を敢えて選んだりもします。

結婚とは、単に居心地が良い相手ではなくお互いが何らかの

束縛や制限、どうにも逃れられない宿命的なものを受け入れながら

相手を通じて成長していくものだ。そういうパートナー像を持っている人は

一般的に良しとされる、自分の太陽や月に対して木星がコンジャンクションとか

トラインとか、支えて保護してくれる相手を選びません。

なぜに困難な方を選ぶのか?なぜ厳しい相手に惹かれるのか?

それはあなたの中の引き寄せです。しっくりくるのです。

ご自分の周波数とぴったり共鳴する相手と出会うには

まずはご自分の太陽・月・アセンダント・MCのサインと度数を

暗記しておいてくださいね。たった4つですから!

これが分かっていれば、相手を見つけやすくなります。

Recent Entry
Category
Archive