昨日からお盆ですね。台風も近づいていて新幹線などにも影響が出ているようですが、皆さん大丈夫でしょうか。
今年は最大9連休というところも多いようです。(こないだ10連休あったばかりなのに・・・)
この時期は実家に帰省して、親族や旧友に会ったりする人も多いと思います。
家族持ちの人も、独身の人も、周りの変化や成長を見聞きして
なんだか焦ったり落ち込む時期ではないでしょうか。
特に連休が続き、お盆休み明けの19日あたりになると
近頃では「退職代行サービス」なるものも登場したそうです。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190811-01595454-sspa-soci
この記事ではブラック企業に戻りたくない恐怖がベースになっていますが
中年以降になると誰しもが経験する、プチ鬱。
大人の思春期とも言います。
英語圏ではMidlife Crisis ミッドライフ・クライシスというのが一般的のようですが
日本ではミドルエイジ・クライシスというらしいですね。
ちょうど人生の折り返し地点で、それまで全力で走ってきて
もうこれ以上は無理!と限界を感じたり、この辺までかな、と自分を見切ったり
病気などもして体力的にももう若くはないと老いを感じたり、
結婚も子供もできたけど、なんだか人生の目的を失ったようで
自分が必死になって追い求めてきたものは果たしてこれで良かったのか?と
人生を振り返り、急に目的を無くしたり、先が見えたことによる諦めが
中年期の心に暗い影を落とす。というものです。
30代以上の方は、心当たりあるのではないでしょうか。
占星術的には、これが星の動きと一致していまして
生まれた時の天体の位置に、ある年齢になると必ず厳しい角度で迫ってくるのが
土星が90度になる35歳、42歳に加え、180度になる44~45歳、
天王星が180度になる42~43歳(その前は90度の19歳~20歳)、
海王星が90度になる41歳前後、冥王星は不規則な楕円軌道なので
90度になるのが37~39歳くらいです。
ざっくりいうと、35歳、38歳前後、42歳前後、44歳前後が中年の危機。
結構いっぱいありますね~(汗)息つく間もなくやって来る・・・
思い当たる人、手ぇ挙げて~~
また、この年齢領域は別名「第2の思春期」とも呼ばれ、
社会人になるのが20歳~22歳前後として、この年齢になると
仕事を始めてから15年~22年くらい経っている計算になりますよね。
生まれて初めての思春期が15歳前後だとしたら、
社会人1年生からオギャアと生まれ変わったことにすると
「35歳~45歳は第2の思春期」に当たります。
魔の10年間、みたいな・・・
この間、男性であれば仕事や会社を辞めたくなっても、
養うべき家族がいたり、仕事の責任があると簡単には辞められないから
憂さ晴らしをする場所が無く、いきなり高額商品をドーンと買ってストレス発散したり、
女性なら結婚、子育て、仕事、介護、親の他界、転職、独立、婚活、妊活などなど
もう疲れ果てて、すべて放り出してどこかへ逃避行したくなったり
残された人生や老後、今後の不安などで押しつぶされそうになったり
これまでの、若い頃の価値観や生き方のままではいけないんだ!
もう若くもないし、体力も落ちてきたし、自分の才能も器も知れてきたし、
パートナーがいないのはもちろん不安、いてもこんな人かあ・・・と不満。
これ、自分の中から沸き起こってくる心理的なものもあれば、
予想外の、外からの環境が変化し急に降りかかってくる場合もあります。
突然のリストラ、突然の離婚宣言、突然の病気・・・
要は、軌道修正を迫られているのです。星たちに。
今まで通りにはいきませんよ、マンション修繕費みたいに積み立てておいて、
定期的にメンテナンスをしないとこの先80歳まで持ちませんよ。
と、言われているだけなのです。
とはいっても辛い。人生いろいろ考えてしまう。
ここで!!!逃げずに向き合って生き方修正をし、
しなやかに対処できた人は、ご褒美が待っています♪
48歳のジュピターリターンでは今後12年間の恵みを受け取る場所、
そして51歳前後のT冥王星とN冥王星のトラインによる復活と再生。
それまで踏ん張るというより、柔軟に軌道修正する。
頑なに生きている人ほど、ポキッと折れやすいようです。
柳のようにしなやかに。35歳以上、特に38歳前後と42歳前後の人は
生きていれば誰にでも巡ってくる天体の配置によるハードな試練ですから
ここで見直しましょうね。そして心身が悲鳴を上げていたら素直に休みましょうね。
人生、何もしない時期があっても良いと思います。ていうか必要です。
常に突っ走っていることや、高値安定の状態がずっと続くことが良いとは限りません。
時には調子の悪い時期や、一度すべてを失ってみて初めて分かる事、
初めて見える景色、人の痛みなどがようやく実感できるのかもしれません。
自然と共に生きていれば当然のプロセスですから、あまり怖がらないで。
他人がまぶしく見えて落ち込むこともあるけれど、それだって真実は分かりませんよ。
必死で闇を隠し通して、世間的には上手くいっているように見せかけているだけかもしれませんので。
今日はこのくらいで。よいお盆休みを。
- Category:MAGAZINE,エッセイ
- « 【メルマガ】みずがめ座満月&タロット講座始めます
- セックスレス、妊活問題の占星術的考察 »