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- ミライノミラノ -

相性が良いから結婚するのか

私の所にご相談に来る方でいちばん多いお悩みといっていいのが、結婚について。

具体的にお付き合いされている男性がいるわけではなく、ただ何となく結婚したい。と。

相性も、うちは4名まで無料(同じ料金内で鑑定)なので

「MAX4人集まるまでようやく溜まったのでやっと来れました~」

と言われたこともあります。(笑)

で、AさんBさんCさんDさん4人の生年月日を持って来られて

「この中でいちばん相性がいい人は誰ですか?」と聞かれます。

その前に、「この方とお付き合いはされているんですか?」と聞くと、答えはNo

これからいちばん相性のいい人にアプローチするつもりです!とのこと。

私は教科書的な観点から、4人の中で誰がよさそうなのかお伝えします。

太陽と月が**とか、ディセンダントに**とか、木星が**だから、とか。

うーん 皆さん手堅いというか、慎重というか。

私 そんなの考えたことないです。

先に情報を得てからお付き合いするとか、アプローチってしたことないです。

ま、金星がおひつじ座なのでそんなこと考える間もないくらい展開早いんですけどね。

あと私、一目惚れしかしたことないです。

友人関係から段々と、とか社内で同じチームで働いて徐々に、とか

そういう距離感から始まったことがないので逆にすごいなと思うのですが

相性がいい=うまくやっていける=幸せになる???

のかな?とも思います。

相性が悪いということは、お互い相容れない考えを持つからぶつかるのであって

だけどどこかそんな相手に魅力を感じたり、自分に無いものを持っている相手に対して

うらやましい感情を持ったりもするので

上手に乗り越えたらとても成長できる相手でもあるのです。

占星術的に言うと、火と土、とか風と水、などと元素の違いによる葛藤は

同時に機能させることはできないものなのです。

だから、スイッチをパチパチとON/OFFして切り替えるように

完全に使い分けないと両立が難しい。

でも!そんな葛藤を乗り越えた時しか素晴らしいものは生み出せないのです。

個人の才能でもそうですし、相性においても強い絆で結ばれたり、

他の人とでは築けない、かけがえのない存在になります。

なので、相性のいい人はともするとつまらない相手にもなりがちです。

イージーすぎて刺激がない。甘やかしすぎてぞんざいになる。

悪すぎても最悪ですが、良すぎても結構不満だったりします。

これがきちんとお付き合いが進行している相手なら良いのですが、

まだ未知数でお付き合いもこれからというのならば

この人とは相性が良いですよ~ とお墨付きをもらったら好きになれるのかな??

と私には不思議でたまりません。

逆に、この4人の中でいちばん最悪なのはCさんです。と言われたとして

実はひそかにCさんがいちばん心惹かれる相手だった場合、どうするのかな?

「占いで相性悪いって言われたから好きになるのやめるわ~~」

なんて器用なことができるのでしょうか。

恋愛においては、相性が悪くてもそれがかえってときめく要素なら

情熱のままに身を任せ、恋に溺れるのも良いでしょう。

そういう方はご自身の出生図の中にそうした素質が出ています。

ダメンズに弱い○○座さんとか、相手を美化する☆☆と**のハードアスペクトとか…

で、結婚に関してはあまり恋愛的要素は持ち込まない方が幸せだったりします。

だって家族ですから。

もちろん愛情は大切です!!!!でも、かわいさ余って憎さ100倍。という言葉があるように

恋愛で愛情とか相手に対する要求とかが大きすぎると、それが裏切られた時に

ダークサイドへと転じ、あんなに愛してた人が憎悪の対象になったりします。

なので、家族に必要なお互い支えあうとか、協力し合うことができなくなるんですね。

感情的に、できない。

でも、あまりドキドキ感はないけれど、なんとなく意思疎通できそうな相手なら

そこに過大なロマンスは求めず、生活と心の安定とお家の繁栄(古いけど)を最優先して

結婚という行為の本質に立ち返った方がよいのでは。とも最近思います。

1対1のパートナーシップももちろん大事なのですけど、

結婚ってもっと影響範囲が広いので、個人的な好き嫌いの感情だけで

決めるのはちょっと・・・と思います。

よくクライアントさんにも言うのですが、結婚運は悪くなくて恋愛運が**な人は

恋愛というプロセスをすっ飛ばしてさっさと結婚した方がいいですよ。

恋愛しなくても結婚はできますから。

あとは、パートナーシップって「共に協力し合って助け合う、支えあう」のが基本なので

相手に依存して「私を幸せにしてくれる人」や「私を養ってくれる人」

という観点で探すのではなく、

「私は彼に対して何ができるかな?」「どうやったら彼を支えられるかな?」

ということを前提にしてお付き合いされた方がいいと思います。

昔風にいうならば、ぶっちゃけ本音をいうと元気な赤ちゃんを産めます!とか、

美味しくて健康にも良くてメタボにさせない料理が作れます!とか、

いざとなったら自分が働いて夫や家族を支える経済力も兼ね備えています!とか

(自分が働かなくても実家の援助が受けられるとか)

何か相手に対して頼もしさや安心感を与えるのも大事ではないでしょうか。

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女性ならではの頼もしさ、ですよ!!

母性的な強さをアピールできれば、男性は寄ってくると思います。

こんな考え、時代に逆行してる!とか、特に子供を産むことに関してはデリケートな問題で

未知数な部分も多いのですが、人類の長い歴史から考えると

子孫を残すっていうことは動物の本能なので、モラハラとかで抑え込めないのです。

そこは残念ながら否定できない。申し訳ないのですが。。。

もちろん子供を産むのが全てではないですよ。

それもひとつ。というだけの話で、他にも結婚において大事なポイントはたくさんありますから。

好き・嫌いは恋愛のハナシ。

結婚はその先にあるクールな契約関係です。

自分は相手に何を与えられて、相手は自分に対して何を与えてくれるか。

もらうことばっかり考えていては選ばれませんよ~~~~

クレクレ星人になってはいけません。何にもしなくていいのはペットだけ。

自分にできることを1つでも見つけること。そして

自分で自分を満たす方法を探すこと。

相手に100%満たしてもらおうと要求してはいけません。

たとえ経済的に自立していたとしても、彼がいなくても平気。と思えるような

心のよりどころというのかな、支えとか満たしてくれるものを持っておいてください。

趣味でもいいし、仕事や家事でもいいし、おしゃれや美容でもいいし。。。

あ、子供ってのは諸刃の剣です!親の期待や愛情が大き過ぎても子供は潰れるんで。

いろいろ書きましたが、この辺で。

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