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- ミライノミラノ -

LGBTの方のホロスコープについて

現在開講中の<星よみベーシッククラス>ですが、前回から場所が変更になりました。

今まで淀屋橋と本町の間のレンタルスペースでしたが、

心斎橋のど真ん中のオフィスビルに変わりました。キレイだし広い!

お店がいっぱいあるので、ランチ休憩もどこへ行こうかな~♪と楽しみです。(笑)

あとで写真を撮ろうと思っていたのに、結局撮りそびれ。。。次回はちゃんと撮ってきますね。

さて、話はガラリと変わって、ちょっと重たい話題。

こないだの授業で、LGBTの方のホロスコープはどう見たらよいのか

という質問があったのですが、一般的な異性に対する恋愛においては

火星と金星で見るのですが、じゃあLGBTの方は**で見てください。とか、

火星は○○、金星は▲▲と見てくださいね、などと簡単に分けられるものではない。

というお話をさせていただきました。

たしかに、金星は女性性で火星は男性性をあらわす天体なのですが

LGBTの方はこういう星の配置を持っている場合が多い。などというものでもない。

そんなのとんだ偏見です。

問題は、もっと根深いものです。

ついついジェンダーに関わると金星・火星というコンビに目が行きますが

恋愛というお飾り的なものではなく、本人のアイデンティティーの問題なのです。

その人の中心である太陽と月が重要になってきます。

だって、想像してみてください。

幼い頃から感じてきた違和感。親や友達に言えない不安や、罪悪感。

そういった苦しみを一人、ずっと抱えて ひた隠しにして生きてきたのですから

単純に男女の恋愛に用いる方法を当てはめるのには無理があります。

さらには親子の軋轢や、幼少時の性的虐待が原因でそうなる場合もある。

本来ならば自分を助けて、守って育ててくれるはずの親が何もしてくれなかった。

あるいは加害者だった。

その心に受けた傷の深さをはかり知ることはできません。

出生図にはそこまで全部事細かに書いてあるわけではない。と思っています。

父と母をあらわす太陽と月が一見、120度のトラインで調和的であったとしても

見方によっては両親が結託して虐待している。と読むことだってできるのです。

ハードアスペクトがあるからといってそうなるわけでもないし、

イージーアスペクトだからといって両親が円満で、

自分にとって居心地よかったかといえばそうでない場合もある。

お父さんが間違ったことを言っていたとしても、お母さんがかばってくれず

「そうよそうよ、お父さんの言う通りよ」などと二人そろって責め立てられては

子供にとって逃げ場がない。「そういうものなんだ」と自分の中で納得させてしまう。

むしろ太陽と月が90度のハードアスペクトで、いつも両親がケンカしてて

「お父さんの言っていることは間違っているわ!」などと夫婦の意見が違う方が

子供にとって救いとなる場合だってあるのです。

両親の仲が悪いのを見ているのは辛いですけどね。

だから、何がいいとか悪いとか、こういうケースはこう読む。とか、

ステレオタイプに切り分けられる類のテーマではないのです。

他にも挙げだしたらきりがないです。

考え方をあらわす水星に、抑圧をかけてくる土星が乗っかっていたら

ネガティブ思考のうつ気味な思考パターンに陥りやすかったり

愛情や人間関係をあらわす金星に、極限状態に追い込む冥王星がくっついていたら

普通の人がなかなか経験しないような壮絶な恋愛をするかもしれないし

ほんと、一概には言えません。

なので、何がどうなったらこうなる。みたいなパターンは存在しないわけです。

同じ体験や事象であっても、その人の感受性によって

受け取り方が全然違ってくるのですから。

・・・と、ゆうべ録画した授業をブルーレイにダビングしている最中に

ネットで調べていたら、なんと今朝の新聞がまさに夜中に見ていたページでした。

へえ~ 淀川区にこんなところがあるんだ。とかいう感じで。

これぞまさしくシンクロニシティーというか、引き寄せというか。

単なる偶然なのですが、にしても新聞が配達される前に何か感じ取っていたのかしら。

これは大変デリケートなトピックですし、これでアクセス数を稼ごう。

なんていう気持ちで書いているのではないのでこの辺にしておいて

あとは課外授業である「星よみスキルアップ講座」にて

特集を組んで掘り下げていこうかな。と思っております。

毎回テーマを決めて占星術的に考察を深める単発のスキルアップ講座は

どなたでも参加OKです。(4,000円/2h)

カフェでやりたいなと思っているのですが、なかなか良い場所が見つからず。

そのため告知が遅くなっております。近日中に場所を発掘してご案内致します。

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