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- ミライノミラノ -

【メルマガ】てんびん座新月&ウェイト版とその他のタロットの違い

トピックス
(1)重要な星の動き・てんびん座新月
(2)タロットプチコラム・ウェイト版とその他のタロットの違い
(3)編集後記・10月タリム出演します

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こんにちは。香りと星のコンシェルジュ、橘ミラノです。

10月6日(水)夜20:05頃、てんびん座14度で新月です。
新月のサビアンシンボルは「正午の昼寝」

バランスを司るてんびん座は風のサインで思考も発達しているので
ついあれこれ考えてしまいがちですが、昼寝=無意識領域を活用するために
深くリラックスすることでより良いアイディアを引き出すことが可能となります。

がむしゃらに仕事や勉強をするより、休んだ方が効率が良く結果も出やすい。
それを分かっている度数です。なので怠惰なのではありませんよ。

新月は5ハウスで火星とパータイル(正確な合)、逆行中の水星とも合流します。
新月と火星水星連合はみずがめ座の木星とトライン。
今やろうとしていること、考えていることはスムーズに運びやすいのですが
6天体も逆行しているためなかなか一筋縄ではいかないこともあるでしょう。

しかし今月は木星、土星、冥王星、水星が揃って順行に戻るため
20日の満月あたりにはなんとか形になるでしょう。
今はドタバタが続いていても、次第に落ち着いてきます。

スマートさが売りのてんびん座としてはグダグダ感は許しがたいはずですが、
20日頃まではご愛敬。混乱した姿さえもカッコよく見せるくらいの余裕で。
ダメダメなところも魅力となります。

また、娯楽の5ハウスで起こる新月ですから、新しい趣味や恋愛に飛び込むのも吉。
あまり深刻にならず、気軽に始めた方がうまくいきそうです。
男女の出会いなら、会話が弾むかどうかがお付き合いのカギとなりそうです。
お互いの趣味や価値観が違っていても大丈夫。だからこそ話すのが楽しいのです。

てんびん座は「積極的受容性」を表すので、積極的に相手のことを受け入れていきます。
もし誰かから「ユー、やっちゃいなヨ☆」と言われたことは素直にやってみると良いでしょう。
てんびん座の運命の扉は、他者が開いてくれます。

 

 

*タロットプチコラム ~ウェイト版とその他のタロットの違い


前号のメルマガでお試し的に始まった新企画『タロットプチコラム』
今回から正式にスタートとなります!記念すべき第1回目のテーマは

「ウェイト版とその他のタロットの違い」

まず大きな選択(?)として、最初に何を手に取るか?どれから使い始めるか、
といった問題があると思います。
逆に言うと、種類が多すぎていったいどれを選べばよいのか分からない。
というのもあるでしょう。

そこで代表的なタロットの種類と違い、私なりの見解ですがそれぞれの特性について
お話していきたいと思います。

まず最初に挙げられるのが「ウェイト=スミス版」
いわゆるタロットといえばこれ!という感じがしますね。
単なるウェイト版とかライダー版などと呼ばれていますが、
ほとんどの方はこのウェイト版から手にすることが多いでしょう。

いちばんの特徴としてはすべての札に絵柄が描かれたカードだということ、
そして生命の木や占星術、数秘術的なことが含まれています。
また派生系というか、ウェイト版をベースにアレンジしたカードがいちばん多く存在します。
人物がネコになっていたり、ポップで現代的なイラストや有名な画家によるものもあります。

占いの結果的にもいちばんスタンダードでマイルドな印象です。
人物が多くの札に描かれているので感情移入しやすく、物語に入っていけます。
絵が象徴するものからイメージを受け取りやすい方には良き友となるでしょう。

ただ、派生系に関しては描かれていなければいけないシンボルがもれなく載っていることや、
無意味で間違った象徴物が描かれていないか注意が必要です。
かわいらしさや好みだけで選ぶと正しい解釈が出来なくなる恐れもあります。

そしてマルセイユ版。こちらは中世の版画の色合いが濃く、
元々が占い専用に作られたカードではありません。しかし当たるのが不思議!!
小アルカナがすべてスート(元素を表すモチーフ)とその数のみで構成されています。
魔術結社による制作ではないため、生命の木や占星術的な割り当てがされておらず、
ほぼ大アルカナが象徴する事柄と、元素と数秘術的な意味合いだけで読みます。

マルセイユ版はとてもロジカルでシンプル。
生命の木や占星術など複雑な要素が無いため(無くはないけど)、
ほぼ数と元素だけで読むことができますから、難しそうなイメージとは違い
むしろ占い初心者向けでは?と感じます。

あとは占い(や占いの勉強)をし過ぎて、頭が疲れてしまった時にもおすすめ。
暴飲暴食が続いて胃腸がしんどい時に粗食に切り替えるようなもの(笑)※個人の見解です

大アルカナと数札の数秘学的な意味と、四大元素のみで読んでいくので
基本に立ち返ることができ、たまに使うとシンプルさゆえの鋭さにハッとさせられます。
小アルカナはウェイト版のようにイラストが描かれていない分、
固定観念に邪魔されることなく読めるという利点も。

カードの種類に関しては、ヨーロッパ各国で作られたいろいろなバージョンがあるため
コレクターにとっては垂涎ものもあり、中には非常に高価なカードも存在します。
沼にハマるといちばん高くつくのがマルセイユ版かもしれません。

最期に、私が愛用するトート版です。
作者であるクロウリーの個性が色濃く反映され、好き嫌いが激しく出るカード。
敏感な方は怖くて触れない、手がビリビリすると拒絶反応を示す方も。
小アルカナはマルセイユ版のように人物が出てこないため抽象的ですが、
色調やシンボルの状態からポジティブかネガティブかが判別できます。

これはウェイト版よりもさらに複雑な要素がてんこ盛りとなっており、
生命の木や占星術、数秘術だけでなく東洋の易経やエジプト神話、インド哲学など
これでもかというくらい魔術的要素が込められているので難しそうですが、
慣れるとこちらもロジカルに読むことが出来て、イマジネーションが働かないときでも
自分のコンディションに左右されづらくなります。
(あくまでも個人的見解ですが)

それと正位置・逆位置をウェイト版ほど深読みせず、四大元素の組み合わせで
カードの意味が肯定的か否定的か?になるのでその点は楽です。


まとめると、ウェイト版は
・とっつきやすく種類も豊富で好みの絵柄を選ぶ楽しみがある。
・多少は占星術や生命の木、数秘術に関するお勉強が必要。
・人物を自分や相手に置き換えることで感情移入し、物語を作りやすい。
・占断結果は他のタロットに比べるとマイルド。


マルセイユ版
・いちばんシンプルでロジカルなので先入観にとらわれにくい。
・生命の木や占星術をあまり知らなくても読めるので意外と初心者向けかも。
・絵が無い方がむしろイメージが湧きやすいというタイプの方に。
・占断結果は淡々として易に近い印象。状態や状況を客観的に読むのが得意な感じ。


トート版
・絵柄やクロウリーの思想にビビビと来た人におすすめ(笑)。
・ベースとなる知識があればロジカルに読むこともできる。
・絵の色などから受け取る印象を直感的に読むこともできる。
・占断結果はエッジが効いており、悪いことでもハッキリ言ってほしい人向け。


という感じで、ざっくりとではありますが少しはお役に立てたでしょうか。
いろいろ書きましたが、基本的にはご自分の感覚的・感情的に合ったものを
お選びになると良いでしょう。

上記以外にも個性的なカードもありますから、
ぜひお手に取って相性を確かめてみてくださいね。

 

 

*編集後記 ~10月タリム出演します


緊急事態宣言もいったん明けて、活気づいてきました。
本当はもう1か月様子見だったのですが、諸々の事情で急きょ東京へ行くことに。
今月、3ヶ月振りにタリムに出演します。

10月:

8日(金)、9日(土)、13日(水)、15日(金)※13:00~、20日(水)

11:00~20:00まで(15日は午後13時から)


ご予約優先です☆
03-3497-5825


久々の対面鑑定で、直接お会いできるのを楽しみにしております。

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