今日はクリスマスイヴですね。でも全然関係なく過ごしています。
クリスマスっぽいことをすると言ったら、今夜はちょっといいワインを開けることくらい。
お子さんがいらっしゃるご家庭ではサンタさん役を演じたり、
プレゼントをサプライズで渡したり、家じゅうをクリスマスっぽく飾ったりと
大人もまるで童心に帰ったような気分で過ごしているのではないでしょうか。
ここ最近、仕事に関する記事を多く書いてきましたが
いちばん多いご相談の一つとして「私に向いている仕事は何ですか?」
といったもの。具体的になりたい職業があって、それが自分に向いているかどうか?ではなく
ただ漠然とどんな仕事が向いているか?何をやると良いか?はたまた
私の天職は??この世に生まれた使命は???といった壮大なものまで。
もちろんホロスコープで導き出すことも可能なのですが、あまりにもピンとこない場合は
逆にこうお訊ねしています。
「子供の頃、何をするのが好きでしたか」 と。
絵を描くこと?本を読むこと?駆け回ること?歌を歌うこと?? などなど
純粋に、給料とか収入とかステイタスとか全然関係なく夢中になれたこと。
そこにヒントが隠されていたりします。
私は、ウェブサイトのプロフィールにも書いていますが、
子供の頃から家族の中でのグルーミング係でした。
耳かき、肩もみ、白髪抜き(笑)、姉のニキビつぶし(笑)・・・
今ではやってはいけないことも含まれていますが(笑)、なぜか担当だったんですよね~
誰にも教わっていないのに、どこをどうやると気持ちいいのか痛いのかとかが分かるんです。
それがエステティシャンやアロマセラピストとしての動機にもなりました。
あとは、講座でたまにお話しするのですが、幼稚園の時の愛読書は旧約聖書!
プロテスタント系の幼稚園に通っていましたが(秋田はプロテスタントが多い)
新約聖書はあまり好きになれず、日曜礼拝も1回も行ったことがない不良園児でした。
大人になってから分かったのですが、私は前世で古代イスラエルの姫(?)だったようで
だから妙に旧約聖書が好きなのね!と納得。
キリスト教的世界観より、古代ユダヤの神秘思想に共感するのは
今のトートタロット好きにつながっています。
あと、小学生の頃から星が好きで、担任の先生にも「星占い**」(**は本名)
とあだ名をつけられていました。
星座早見盤を手に夜空を見上げ、遅くまで星を眺めていたので
よく母に怒られたり、心配されていました。
小学生の頃、生まれて初めて手にした占星術の教科書は
日本の宇宙工学の父・糸川博士の書かれた「糸川英夫の細密占星術」
この本、あの鏡リュウジさんも最初に手にした本格的な占星術の本だとおっしゃってて
私もですーーーーーー♡と、勝手に共感して喜んでいました。
話が逸れましたが、もう一度子供の時のことを思い出してみてください。
何が好きでしたか。何にワクワクしていましたか。
私は、小さい頃から好きだったことを今も仕事としてずっと続けています。
これが何よりの幸せかも。
人生の早いうちから好きなことが割とハッキリしていた私は、
何がしたいんだろう?とか、何に向いているんだろう?
なんてあまり考えたことがありません。
どの仕事であっても、向いてるかどうかも分からないままやっていましたし。
今皆さんが悩まれるのは、選択肢が多すぎるからなのかな、とも思います。
考えている余裕なんてなかったし、無我夢中でやって、どうしてもやりたいことがあり
衝動として自分を抑えきれないくらい突き動かされてきたので、
誰かに「あなた向いていないわよ」と言われたからと言って辞めていたかどうか
それすらも考えたことがなく・・・(多分 人に言われたからって辞める私ではない)
やりたいことは手当たり次第にやってきて、何屋さんか分からないくらいブレてて
それで悩んだことはありましたが、やりたいことがあり過ぎる悩みはあっても
何をやりたいのか?で悩んだことがないので、正直不思議なんです。
みんな、子供の頃に好きだったことややりたかったこと、
得意だったことって無いのかな? って。
いいや、ないのではなく、思い出せないだけなのかも知れませんね!
今宵はクリスマスイヴ。サンタさんにプレゼントをおねだりするような気持ちで
柔らかい感受性を取り戻してみませんか。
皆さんにとって、素敵なクリスマスとなりますように。
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