大寒波の後にはポカポカ陽気・・・まったく、不安定な天気です。
来週はもっと最強の寒波がやってくるらしいですよ。
気温の乱高下に振り回されて体調を崩さないようにしてくださいね。
さて、表題の件。会社を辞めて独立したいというご相談が多いのですが
お話しをうかがっていると、それって逃げなんじゃないの？
と思われるケースもしばしば。
だけど、ぶっちゃけ逃げでもいいんです。
会社勤めが嫌だから辞めて独立したい⇒OKです。
え～？！甘いんじゃないの？と言われそうですが、
意外とそうでもない。
動機は何であれ、独立する際のエネルギーになることは確かです。
人間関係に疲れた、業務内容が向いていない、会社行くのがしんどい。
一生懸命働いているのに給料が安い、上がらない、出世が見込めない。
いいんです。それらから逃げてもいいんです。
これはある意味、自ら退路を断つ。ということにもつながります。
自分は＊＊が苦手だ、頑張っても無理。じゃあ○○でやるしかない！
選択肢が狭められ、どんどん追い込まれ、エネルギーが一極集中する。
集中力ってすごく大事です。＆もう後は無いという焦燥感。
会社でやっていけない人が独立してやるなんて無理に決まっている。
そうでもないです。
逆パターンもあります。組織の中にいて高評価の人が独立して、
事業に失敗してまた古巣に戻ってくるケース。
古巣といっても元居た会社じゃなくてもいいんです。
また勤め人に戻る。
ただ、そういう方は前の会社に廃業したことを報告＆相談すると
またうちにおいでよー♪と言ってもらえることが多いので。
人徳ってやつですね。
ですが、独立自営に必ずしもその要素は必要でなかったりもする。
えーー 人望が厚くて周りの人に支えられないとやっていけないんじゃない？
そんなことありません。
ていうか、自営業とか会社社長って結構クセのある人多いですよね・・・
人とうまくやっていけない、ワンマン、人の言うことを素直に聞けない。
だから社長になるしかないんです。ご本人はそれを分かっている。
生きていくために必要なこと、生存本能に火がつけば
多少の事は我慢できます。
この場合、我慢というのは嫌なことを我慢する能力ではなく
嫌なことは絶対やらないけど、好きな事のためなら何でもやる。
プラスの我慢です。だから本人的には我慢ではない。
イヤイヤではないので、苦労とも思っていないんです。
実際、会社勤めなら1分でも残業なんて嫌だけど、
自営したらやるべきことのために徹夜だって厭わない。
ビックリするくらいの働き虫に変貌します。
なので、一概に会社勤めが嫌だからと逃げで独立したからって
失敗するわけではないですよ。
これは絶対にやりたくない！！！という強烈な否定に並行して
これが好き！これだけはやめられない！というやりたい事が明確ならば
多少のコミュ障害とか人見知りとか発達障害とか
実社会で困ってしまうようなマイナス要因も気にならなくなります。
あのスティーブ・ジョブズもそうだったと言うではありませんか。
それには他の人より秀でた才能や好き！の熱意が重要ですが。
たいがい能力って偏っていたりするので、通信簿の平均が3よりも
国語算数理科社会が1で図工と音楽と体育が5なら
そこを伸ばせばいいのです。無理やり平均化させる必要は無い。
その辺は、ホロスコープにも出ています。
出生図を見れば、スペシャリストかゼネラリストか分かります。
あとは、独立自営するならやはりある程度
競争社会への適応性がないと難しいかもしれませんね。
闘争本能が強いかどうか。
これは、男性ホルモン「テストステロン」に関わります。
突然ですが、あなたの手を見てください。左右どちらでもOKです。
あなたの薬指は、人差し指よりも長いですか、短いですか。
人差し指よりも薬指の方が長い人は、母親の胎内にいる間
テストステロンを多く浴びた方。
これは女性であっても同じです。
逆に、人差し指よりも薬指の方が短い方は
闘争心とか攻撃性、競争といったものにそれほどフックかからないタイプらしいです。
統計によると、歴代横綱は薬指の方が長い力士が多かったそうです。
実家にある千代の富士関の手形。お宝です。
これが絶対条件ではありませんが、協調性よりも闘争心の方が強い人は
競争社会に親和性があるので独立向きと言えます。
社会や外部に対してに自分の力を押し出していかなくてはいけませんからね。
女性的な受容性や共感、協調が必要な仕事の場合はそうではないですよ。
あくまでも一般的な競争社会、男性原理の世界のお話です。
私、薬指の方が長いです。（笑）
テストステロンを多く浴びたであろう手。（笑）
嫌な事から逃げてもいいんですよ。
朝起きるのが苦手、とかでも全然OK
大事なのは、逃げた先でなにをやるか？ですから。
一生逃げ回ってばかりは通用しないと思います。
逃げて逃げて、最後に自分に残ったものは？
それが、あなたのオンリーワンな強みなのかもしれません。