本日はバレンタインデーなり。
今年はゴディバが義理チョコやめようという広告が話題です。
バレンタインの起源は諸説ありますが
西暦2世紀、ローマ皇帝クラウディヌス2世が若者に対して
戦争へ行く士気が下がるからという理由で結婚を禁じていたそうです。
愛する家族や守るべき人がいると戦争に出向きたがらないから。
それでもキリスト教司祭のバレンタインが若い兵士たちを気の毒に思い、
皇帝に内緒で結婚させていましたが、それが皇帝に知られてしまい
当時ローマではキリスト教以前の宗教が国教となっていましたが
バレンタイン司祭はキリスト教徒。皇帝は無理やり改宗を迫りました。
でもそれも拒否したため、処刑されたのが2月14だったとのこと。
愛と信仰を守るため殉教した日が聖人バレンタインの日、ということになったそうです。
出展元:ファミリー・インターナショナルさんより
http://www.family.gr.jp/valentine/valentine.htm
そこからいろんないきさつがあって、愛を伝える日になりましたが
女性が男性にチョコレートを贈るというのは日本独特のようですね。
他の国々では男性が女性に花を贈る日となっているようです。
チョコレートには媚薬効果があって、食べると恋に落ちるという噂が
バレンタインとチョコレートが結びついた経緯だという話が。
チョコレートには脳内ホルモン「フェニルエチルアミン(PEA)」という
脳内物質を分泌される作用があると言われ、このPEAは別名
恋愛ホルモンとも呼ばれているそうです。
恋に落ちるとこのフェニルエチルアミンと女性ホルモンエストロゲン、
そして幸せホルモンと呼ばれるエンドルフィンが分泌され、
それが恋愛感情を作り出すと言われています。
で、ややこしいのですがフェニルエチルアミンが興奮物質ドーパミンの分泌を促す。
ドーパミンは胸をドキドキ、人を興奮状態にさせる神経伝達物質です。
これは性的な興奮とも関わるホルモンで、好きな人とのセックスは格別、という理由がこれに当たります。
恋愛感情も胸のときめきも、すべてはホルモンの仕業。
感情の正体はホルモンです。脳内伝達物質です。
それが自律神経に作用し、ドキドキする=恋、と認識するのですね。
で、このチョコレートは恋愛ホルモンフェニルエチルアミンの分泌を促すと言われていて
他にもチーズやワインにも含まれるそうです。
チョコレート、チーズ、ワイン。どれも恋に効きそうな名脇役たちですね♡
で、恋の媚薬のようなフェニルエチルアミンですが、これは3年しか分泌されないそうなのです!
ということは、恋愛感情は3年で終わる。
ホルモンの分泌が止まった ⇒ あれ?私どうしてこんな人を好きになったのかしら?
と、我に返るのがMAX3年後、それ以下もあり得ます。
どう頑張ったって振り絞ったってフェニルエチルアミンが分泌されない。
そうなると、相手への恋愛感情は冷めていき、他のターゲットを探してしまうかもしれません。
あの興奮がやめられない。恋愛抜きの人生なんて考えられない!
そういう人は、この脳内モルヒネの中毒なのかもしれません。
惚れっぽい人は、PEAやドーパミンが分泌されやすい体質かも。
浮気したくなるのも、次の恋愛相手を探したくなるのもすべてはホルモンの仕業。
妖怪の仕業だニャン。じゃなくて、ホルモンの仕業だニャン。(笑)
私はチョコレートはあまり食べないのですが、ワインはしょっちゅう飲むので
日常的にフェニルエチルアミンを分泌させるものを摂取していることになります。
だから恋にワインは効くのですよ♡
これに占星術的な観点を絡めると、「恋は3年で醒める」というのは
実に理屈に適っています。
3年という時間の根拠は、気分をあらわすプログレスの月。
正確には2年半で次のサインへ移動してしまいます。
恋に落ちた時、互いのプログレスの月が同じサイン、あるいは
同じ元素同士で120度の関係だと恋が始まりやすいのです。
だけど進行速度が違うと、どちらかが先に次のサインへ移行してしまい
急に気分が変わる。そして以前は魅力的に思えた相手の良さも
あまり実感できなくなるどころか、下手したらそこが欠点にも見えてくる。
これが、プログレスの月による気持ちの変化です。
あるいは、お互いのネイタルチャートでは何の接点も無かった二人が
プログレスというタイミングを通じてたまたま恋に落ちることがあります。
私もよく相性を観させていただくのですが、お互いの出生図ではあまり強力なご縁は感じなかったものの
出会ったタイミングやお付き合いし始めた時期をお伺いすると
なるほど、だから恋が始まったのね♡と思うケースが多々あります。
その他にもプログレスの太陽とか金星とか、トランジットとかいろいろ複雑に絡むので
プログレスの月だけでは判断できませんが、ずっと続くご縁というのは
もう恋愛感情というものを越えて太陽と月のパートナーシップに変化します。
そうなると夫婦とか、ビジネスパートナーとか、特別盛り上がる感情は消えたけど
それでもお互い無くてはならない存在としてやっていくことができる。
それを信頼関係と呼ぶのか、惰性と呼ぶのかは別として。
だから恋愛⇒結婚に発展し、それが長続きすることって珍しいのです。
だったら最初から恋愛抜きで選んだ方が結婚生活は安定します。
きっかけは恋愛かもしれませんが、恋愛は基本3年が賞味期限。
この3年間で真のパートナーになれるかどうかが勝負です。
3年経ってもうすっかり恋愛感情が冷めてしまったアナタは
もしかしたらもうフェニルエチルアミンが分泌されなくなっているのかも。
それ抜きでも彼とやっていけるかどうか。
あるいは、彼の態度が3年前とは違う。と感じているアナタ
どちらの方向に変化していますか。家族的なパートナー扱いか、
すっかり恋愛対象として除外されてしまった感じなのか。
自分に魅力が無いから。というよりも、自力ではもう相手の脳内物質を誘発できないだけです。
そのためにチョコレートやワインの力を借りましょう!
恋の媚薬=フェニルエチルアミンの分泌促進に役立つかもしれません。
チョコもワインも相手に口にしてもらうのが難しい、という方は
アロマの力を借りるのも良いですよ。
恋の3大ホルモンの一つ、エンドルフィンを分泌させる精油がありますから。
代表的なのはジャスミン。イランイランやローズもあります。
女性ホルモン様のある精油もありますよん♪
クラリセージ、サイプレス、レモングラス、などなど・・・
ドーパミンを分泌させるには、何でもいいからドキドキしたスリルを味わうのもひとつ。
ジェットコースターやお化け屋敷でもOKです。
なにか興奮させる刺激的なものを考えましょうね。
Happy Valentine’s Day♡
- Category:MAGAZINE,アロマセラピー
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