いちばん多いご相談内容のひとつに、「運命の人との出会いは?」といったものです。
気になりますよね。自分の運命の人。ソウルメイトとも言いますね。
運命の人とは、別にイコール結婚相手、とは限りません。
人生を開いていってくれた人。大切な仕事上のパートナー。
男性でも女性でも、自分の人生のキーパーソンとなる人はいるわけです。
それでも、ほとんどの方が運命の人とは?という問いに対しては
異性の結婚相手、生涯の伴侶を意味する場合が多いです。
占星術では恋愛と結婚は別、と考えるので
あまり燃え上がるような恋愛ののち、結婚♡と妄想を抱かないでくださいね。
先ほど、恋愛と結婚は別。と申しましたが
恋愛は金星と火星で見ます。
対して、結婚は太陽と月、それからアセンダントとディセンダントという対人関係ライン、
それから1ハウスと7ハウス、家庭をあらわす4ハウス、
そしてドラゴンヘッド/テイルなどで総合的に見ていきます。
いちばん重要なのが、太陽と月です。
特に月は私生活を表しますから、生活のパターンや好みが一致していないと
長年一緒に暮らすのは無理です。
逆に、それほど強い恋愛感情はなくても、生活共同体としてやっていけるなら
結婚生活ってうまくいくと思いませんか?穏やかに無理なく暮らしていける。
では、太陽と月がどうなっていれば運命の人といえるのかというと
自分の太陽に相手の月がぴったり重なる。
です。
つまり、
これが相手との逆パターンでも同じことが言えます。
相手の太陽に自分の月がぴったり重なる。
お互いの太陽と月で織り成す、新月/満月パターンが最強です。
私も、結婚相手ではありませんが 自分の月に太陽がぴったり重なる人がいて
その方が私の人生を大きく切り開いてくれました。
その人との出会いがなかったら、今頃どうなっていたか分かりません。(怖)
ぴたりと重なる or 正確に180度となって満月状態を作るのが理想ですが
多少ずれていても構いません。でもあくまでも多少ですから
あまりずれていたら別の見方となってしまいます。
例に出すと、天体の度数というものが重要になってくるのですが
たとえば あなたが1976年10月27日生まれのさそり座の女性だとします。
あ、生まれた時間はてきとーですが 午前11:24分、東京生まれとしましょう。
そうすると、太陽はさそり座の4度、月は射手座の28度にある。となります。
太陽と月から導き出す運命の人 候補その1としては
月がさそり座の4度にあるか、太陽が射手座の28度にある人。
もしくは、さそり座の太陽に180度正反対の月を持っている人ですから
運命の人 候補その2は
月がおうし座の4度か、太陽をふたご座の28度に持っている人でしょうね。
そうなると4人も候補者がいるわけです!結構いそうでしょ?
太陽の度数は普通の生年月日だけで出せますが、月の度数やサインは
生まれた時間が分からなければ正確に出せないので注意が必要です。
自分はまだしも、お相手の生まれた時間なんてなかなか調べられないですよね。
でも、まだ諦めないでください!
今度は 結婚やパートナーシップをあらわす7ハウスを見れば良いのです。
それはまた長くなるので次回へ続きます。
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