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- ミライノミラノ -

イタリア人の家族が増えます

しばらく更新しておりませんでした。私事ですが、姉が来年イタリア人と結婚する予定でして

今 姉のフィアンセはイギリスに住んでいてシェフをやっているのですが、

もしかしたら日本で仕事というか、店をやるかも?!ということで来阪し、

私の知人の紹介で物件を見に行ったり、インベスター(投資家)とかスポンサー探しや

そういった人たちに紹介し、お金の話をしたりして数日間過ごしておりました。

23日の勤労感謝の日から26日(日)まで大阪におりまして、いろいろアテンド。

昨日、姉が住んでいる東京へと2人で帰っていきました。

というわけで、来年もしかしたらイタリア人の家族が増える予定です。

橘ミラノの義理の兄がイタリア人。(笑)

結論から申し上げますと、やはりこの話は流れてしまい時期尚早ということでまた次回。

数年後になるだろうな~~ 日本でお店をオープンするのは。

とりあえず東京で仕事することになるのかも。

で、日本で外国人が仕事するには就労ビザがあるか配偶者ビザがないと無理なのですが

どちらを取る方が早いか?とか、国際結婚なので書類がいろいろ面倒でして

最速でも3か月くらいかかる見込み。まあ、気長に見た方がいいでしょうね。

23日はランチで合流。私はその日、講座をやっていたのでお店に現地集合。

大阪で長年イタリアンをやっている「サンタルチア」さんへ。

オーナーのステルビオさんと引き合わせるためです。

ここではピザを中心にオーダーし、店の様子とかを見てもらいました。

ステルビオさんはナポリ人。姉のフィアンセはトリエステといって、イタリア北部の街出身。

トリエステはイタリアとスロヴェニアの国境沿いにあり、文化圏もオーストリアの方かな。

元々ハプスブルク家が支配するオーストリア=ハンガリー帝国の統治下にあったので

人々も純粋なイタリア人ではなく、オーストリアやスロヴェニア、クロアチアなど

ややゲルマン系やスラブ系民族が入り混じっているそうです。

姉のフィアンセも、国籍がイタリアというだけで血筋的にはオーストリアとクロアチアのハーフ。

イタリア人の血は一滴も入っていないそうです。なので金髪、青い目、長身。

普通、特にナポリとかシチリア、ローマなどといった南イタリアの人々は

背も低めで黒髪、黒い瞳、肌も浅黒かったりしますよね。

気質も典型的なイタリア人の陽気なイメージではなく、北部はちょっと違う。

で、夜は我が家に来てもらって豚しゃぶ。(笑)事前にお鍋大丈夫か聞いていましたがOK

日本文化に興味があるそうです。お箸も上手に使ってはりました。

翌日、24日は難波の道具屋筋へ。私のパートナーから包丁をプレゼントするためです。

パートナーの知り合いが包丁屋さんをされているので、少し負けてくれました♪

道具屋筋の、堺一文字光秀さんへ。

包丁というか、刀みたいなものがいっぱい展示してあります。

いろいろ手に持って、あれこれ質問したり時間かかるのかなーと思いきや、

意外に早く決めた様子。包丁屋の社長さん曰く、プロは手に持った感覚で一瞬で決める、と。

あれこれ吟味しなくても使いやすいかどうか、手に馴染む感覚で分かるそうです。

で、すぐにこれ!と決めて、その場で名前を彫ってもらいました。

彼の名前を漢字の当て字にして、なるべく自分でも覚えて書けるようにシンプルな漢字を選び、

意味を簡単に説明ました。(あまり意味ってないけど・・・縁起よく!)

ちなみに安斗仁王 アントニオ君というんですけどね。(笑)

気に入ってくれました♪

漢字、練習するそうです(笑)

そのあと、夜はスタイリッシュなイタリアン「ローザネーラ」へ。

日本人シェフですが、イタリアで修行されていたとのことで引き合わせましたが、

シェフよりもソムリエの方が素晴らしいイタリア語を話す方で、その方のイタリア語が完璧で

まるでイタリア人同士が会話しているみたいで見事でした。

お料理の写真は適当にアップしておきます。そっちがメインではないので、の意味で。

その後、ローザネーラの向かいにあるゲイバー、燈門(ともん)さんへ。

マスター(ママ??)が岩手県の盛岡市出身で、私も実は小学校6年間を盛岡で過ごしました。

姉は中学・高校の6年間でしたから、ママ??とすごい話が盛り上がっていました。

ママは吹奏楽部出身でフルートを演奏されるので、音楽用語でイタリア語多少できるんです。

イタリア人の義兄と、デザイナーのゲイ話で盛り上がっていましたよ。

ファッション業界、ゲイ多いですもんね・・・ あの人もゲイ、あの人も!みたいな。(笑)

姉とも盛岡弁で懐かしがって話していましたよ。楽しいひと時でした。

そして25日は私たちからのささやかなおもてなしということで、2人を京都観光へご招待。

激混み予想なので、H.I.Sの日帰りバスツアーに申し込んで参加してもらいました。

個人ではとても無理ですよ~~ 電車も絶対満員で座れないでしょうし。

幸いお天気にも恵まれ、連日の疲れで体調は今一つだったみたいだけど

イタリア人の義兄はとーーーーーっても喜んでおりました。

嵐山で紅葉見ながら屋形船乗って、懐石料理食べて、源光庵の「迷いの窓」「悟りの窓」見て

湯豆腐と日本酒で温まって、高台寺のプロジェクションマッピング見て終了。

すごい寒かったらしいけど、貼るホッカイロも渡したし(笑)紅葉きれいだったみたいですよ。

夜は彼らと私たちとでご飯。いつも行く「バカイゥン」です。

この日は私のお友達でもあり、お客様でもある美女がエステ受けに来てくれていたので、

彼女を誘って5人で食事。外国人の彼氏ウェルカムで、彼氏募集中ですと言ったら

義兄がクロアチアで大工をやっているいとこを紹介するといっていました。(笑)

左手手前が私の姉。全然似ていません。

なんだか楽しそうに見えるかもしれませんが、家ではシリアスな話ばかりしていましたよ。

お金のこと、仕事のこと、これからの生活のこと、将来のこと・・・

電卓叩いて、日本でビジネスするにはこれくらいお金がかかる、という話を具体的にしていました。

家賃、光熱費、食材やワインの仕入れ、スタッフ何人要るか、人件費、運転資金 etc・・・

そして義兄にとっていちばん重要なのは、ちゃんとコミュニケーションが取れること。

それがいちばんストレスだそうです。

なのでスタッフは最低でも英語かイタリア語がペラペラでないといけない。

そんな人、どこにいるの?どうやって探すの?とか。

また、どんなコンセプトのお店にするかとか、高級路線なのかカジュアルなのか?

このエリアでの客層は?ターゲットは?立地条件は?平均客単価は??といった話まで。

でも将来的に日本でお店を開くことになったら、私たちも嬉しいな。

その時はきっと私もホールとか手伝うことになるかも。もちろん無給で。

だって、家族だから。 because we are Family !!

というわけで、ようやく日常生活に戻ったので仕事します。

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