もうすぐハロウィンですね。
日本では単なるお化けの仮装の日みたいになっていますが、魔女とも関連が深いのです。
中世ヨーロッパでは治療をする病院や医師は教会でしか許されていませんでしたが、
民間で薬草や精油を使い貧しい人々を治療する人が活躍し、しだいにカリスマ性を持ち始めました。
そして教会の権威を脅かす存在になると「魔女」と告発して処刑しました。
これが中世の魔女狩りの正体です。
今でこそ西洋医学が発達し、当時の魔女に該当する現代のアロマセラピストや
ハーバリストといった位置づけの人たちは、その暗黒の歴史を乗り越えて
植物の力を守り受け継いできたのです。
ハロウィンはそんな先人たちの冥福を祈り、今の状況に感謝して
未来へとつないでいく日にしたいですね。
ちょうどハロウィンの紅茶を頂いたので飲んでみました。
ウィッチヘーゼルとアーモンドのWナッツの香り。
ウィッチとは、もちろん魔女の事。
昔は「魔女の目はヘーゼルナッツの色」と言われていたらしい。
そして英語でどっち?という意味の関係代名詞whichは、魔女狩りに由来する。
「お前は魔女(which)か、どっちだ?」と…
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