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- ミライノミラノ -

【メルマガ】しし座満月&①紫微星(しびせい)について

トピックス
(1)重要な星の動き・しし座満月
(2)紫微斗数覚書・①紫微星(しびせい)について
(3)編集後記・久々のタリム3連勤

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こんにちは。香りと星のコンシェルジュ、橘ミラノです。

2025年2月12日(水)22:53.p.m.頃、しし座25度で満月です。
満月のサビアンシンボルは「砂漠を横切る大きなラクダ」

これはタリム度数と勝手に呼んでいるのですが(原宿占い館塔里木のことです)
砂漠のような過酷な環境でもたった一人で進み、背中のコブに食料などを蓄えて
自給自足しながら目標へ向かい、自己実現を叶えるまでの忍耐力が試される度数。
特定のテーマや技術を粘り強く追求する人でもあります。

満月は天王星とTスクエア。自己主張の強い人たちがぶつかり合っているようです。
単なる対立ではなく、新旧の価値観の端境期(はざかいき)のような状態。
冥王星が完全にみずがめ座入りしたことも踏まえて、もう二度と古い価値観、
旧体制には戻らない、刷新する力の勝利宣言のようにも感じる満月

太陽のすぐそばに水星がいて、ちょっと前までカジミだったこともあり、
大統領勅令とか、直訴とか、権力者に直接願いが届き、受け入れられる急展開も
皆さんご存じの通り、アメリカではすでに起こっています。

ただ、Tスクエアなのでだいぶ反発がある中でのゴリ押し。
私たちの日常においても、これもうオワコンだよね〜時代遅れだよね〜、
というような上の人たちに対しての不満が、会社などのもっと大きなものを動かす
原動力となり、実際に動いていくでしょう。

満月は10ハウス、アセンダントはさそり座で、ルーラー火星は逆行中ですが土星とトライン。
上手にブレーキとアクセルをコントロールしながら、熱い思いを燃料に現実を動かしていく配置。
ここには人の御恩や義理人情などが関わります。

大切な人たちを守りたい、貢献したいという気持ちは
強烈な攻撃性や怒りにも転じやすいので、火星が逆行中ということもあり
暴発しないよう注意が必要です。

しし座は自分が好きなものを堂々と主張するサインですが、
満月なのでそこに終わりを告げる、区切りをつける発言が増えるでしょう。

好きだけど、別れる。
好きだけど、やめる。

好きだけど・・・といった前置きで始まるジ・エンド宣言をする人が多そう。
これにより、これからの生活環境や対人関係をガラリと刷新するでしょう。

それはよりよい未来、もっと希望をもってこの先生きていくための決断なのです。
「願掛け」にちょっと近いかもしれません。

何か望む未来があるのなら、なりたい姿を目指すなら、それと引き換えに
何かを手放さなくてはならない。そんな決意をする満月でしょう。

でもそこには続きがあって、
一旦やめるけれどもまたいつかタイミングが巡ってきたら、再開しよう。

そんな希望も残したままの、いったんやめる宣言です。





*紫微斗数覚書 〜①紫微星(しびせい)について


お待たせしました!やっと紫微斗数の本題に入っていきます!

早速ですが、紫微斗数とはあの北斗七星が深く関連します。
そう、あの「柄杓(ひしゃく)」のカタチに並んだ星座。

ざっくりおさらいすると、北斗七星とは北極星を中心としてグルグル回る星座です。
北極星は、真北にあって動かないため方角を指し示すのに古代から道しるべとなってきました。
その北極星のことを、「紫微」と呼んでいます。

が、実際の北極星のことを紫微星というのではなく、実はすべて架空の「虚星」を使い、
実在する星を使うわけではないのです。

西洋占星術は肉眼で観測できる、実際の惑星や恒星を使いますが、
紫微斗数は実在しない星を(星といって良いのだろうか)星に見立てて使う。
この違い。

北斗七星も北極星も実在するじゃん。見えてるじゃん。
とツッコミたいでしょうが、西洋占星術のように天体観測がベースにあるのではなく、
北斗七星を形作る恒星一つ一つに特徴を持たせ、名前と役割を付けて擬人化し
それぞれの組み合わせによる作用の強弱によって人生を占う方法。

・・・あまりにもざっくりしすぎていて、合っているかどうか不安になります。
この辺はスルーしてくださいね。とりあえず実在しない架空の星を、星に見立てて占います。

さらに、紫微斗数で使う星は北斗系と南斗系に分かれます。
動かぬ北極星は紫微星(しびせい)といって、別格。
これは王様の星です。北斗主級の存在感。

この紫微星1つに加えて、北斗七星の7つ、対する南斗六星の6つ
合計14の星をメインで使います。
これを「甲級14主星」といい、これらの組み合わせと後述する乙級主星・副星など、
さまざまな星たちを用いて複雑に関係性を導き出すのが紫微斗数です。

ちなみに北斗系はアクが強くて変動の激しいグループ、対して南斗系の星は
穏やかで運命の波も平穏です。波乱万丈な人生の人は、大体北斗系

紫微星は、甲乙・主副などたくさんの星々の中のトップです。
帝王の星・紫微星は誰にでもあって、持ってる・持ってないではな
どこにあるか?誰と(どの星と)一緒にいるか?
によって帝王たる特質を十分発揮できるか否か、に分かれます。

帝王である紫微星は、高貴で威厳に満ちていますが王様なので
側近がいないと実は何もできなかったりします。

プライドが高いだけで実務能力は・・・って、まるで誰かさんみたいだと思いません?
紫微斗数は、擬人化することでグッと親しみを持って読みやすくなる占いです。

この感覚はタロットカードのコートカードに似ているかもしれません。
もちろん甲級主星なので、重み的にはメジャーアルカナの方がしっくりくるでしょう。
とにかく単体よりも、コンビネーションを重視する点も
タロットと同様に、カード1枚1枚の意味を覚えるよりも、隣り合うカードが何なのか?
によって意味合いが変わってくるところも似ています。

そのものズバリ「紫微斗数タロット」というものも存在しますが、
紫微斗数とタロットを完全にリンクさせるのは無理があるでしょう
なぜなら、ベースとなる哲学が全然違うので。その辺は割愛します

ちょっと中途半端な解説で終わりましたが、今回はこの辺で。





*編集後記 〜久々のタリム3連勤


列島が大寒波に包まれている中、東京へ行ってきました。
ええ、飛行機は2時間遅れでへとへと、せっかく治ったのに風邪がぶり返しました。

それでも何とか前日から東京入りし、久々のタリム3連勤。
体力的に持つかな?と心配しましたが、全然大丈夫でした♪

いや〜〜〜やはり対面鑑定は良い!!!!!!

電話やオンラインもいいけど、対面には適わない。
きっと言葉だけでは拾いきれない、五感から得られる情報量が多いのでしょう。

自分でいうのもアレですが、なんだかバンバン言い当てる感じが心地よかった。
何も言ってないのに、ホロスコープやタロットカードを見ただけで浮かんでくる感覚。

なんだろう、電話やオンラインって在宅ワークだし、時間的・肉体的には
めっちゃ楽なはずなのですが、なんだか疲れるのですよね・・・

きっと、先述の情報量だと思います。
五感でキャッチできる情報量が、脳疲労を起こさせないように助けてくれる。

電話やオンラインだと、耳や目に全神経集中するため、すごく疲れるというか
相手から得られる非言語的コミュニケーションによる情報が少ないため
必至でそれを探ろうとするから消耗が激しいのです。

ハッ!!!今気づきましたが、まるで外出時のスマホのWi-Fi探しみたい!!
あれって、Wi-Fiをオンにしているとどこかで電波をキャッチしようとして
電池をものすごい食うのですよね。あれに似ている。

そっか、通勤とか身支度とか荷物多かったりと物理的には大変ですが、
精神的には負担が少ないのかもしれません。

電話もオンラインも、苦手意識はまったくなくてむしろ好きな方なのですけどね。
電話やオンラインの比重が増えてなんとも思っていなかったつもりでしたが、
久々に対面が続くと、やはり良いな〜〜って思えます。

実は家庭の事情でしばらく東京に行くことは難しくなりました。
次行けるのが、早くてGWか、お盆の頃となるでしょう。

まだ全然見通しが立ちませんが、それまでは電話とオンラインにてお待ちしております。

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