さて、今年の星のイベントをいろいろ見ているのですが
一般的にだいぶ認知度が高まったといえるのが、9月9日の木星てんびん座入り。
巷では幸運の星とか、ラッキースターとか（そのまんまやん）言われています。
そうです、チャンスが拡大します。発展と拡大の星・木星ですから。
で、てんびん座というと「パートナーシップ、結婚」をあらわすサイン。
なので今年は結婚運がアップする！なんて言っておられる占星術家さんもいらしゃいますが
そもそもの一人一人にとっての結婚観とか、元々持ってる出生図にあらわれる
結婚のカタチと空の天体の配置がしっくりこなければ、結婚には結び付きにくいのです。
そう、木星がてんびん座に入ればただ黙って待っていても結婚できるわけではない。
どうして？！どうして？！とならないために
てんびん座や7ハウスが示す＜結婚＞とは、対等な関係を指します。
パートナーシップにおいて上下関係はありません。フィフティーフィフティー。
だけど、もしあなたの結婚観や結婚の形がタテ社会型であれば
てんびん座や7ハウスに木星が入ってもあまり望んでいた状況にはなりにくいかも。
タテ社会型の結婚観って何？？ ってことですが
お家とか、相手の家族とか自分の両親とか、必ずしも彼と二人だけの関係ではない。
って感じの状況ですね。
そんなの誰だってそうじゃないの？と言われそうですが
それが濃い～か薄いか？って話ですね。重要度合とでもいいましょうか。
女性側の出生図でも、男性側の出生図でもそこの価値観が一致していないと
お互い求めていた夫像・妻像に不満を持ってしまいます。
対等で自立した者同士がお互い支えあう関係性というよりも、
相手に従い、依存し、守ってもらえる代わりに相手の要求に応えるのがタテ社会型。
結婚した途端、＊＊夫人とか、＊＊の家内です、とか、肩書や役割がつきます。
だから、結婚して幸せ～～ ラブラブ～～～ っていうよりは
責任とかやらなくてはいけないことが増えて甘い生活とは程遠くなります。
目上の人（お姑さんなど）や夫の仕事関係の人たちとの
ちょっと面倒くさいお付き合いもこなさなくてはいけません。
それが女性側のホロスコープで、家庭をあらわす4ハウスや
パートナーシップをあらわす7ハウスが、火や風のサインであれば
どちらかというと横並びの人間関係を好むでしょう。結婚生活においても、です。
でもくっつく性質の水のサインや、形と安定を重んじる土のサインなら
もしかしたらタテ社会型の結婚観かもしれません。
それがもし元素の違いがあり、自分の中で矛盾を抱えるなら
いつまでたっても折り合いがつかず、自分の中でどうしたいのか分からなくなります。
どういう結婚のカタチが自分にとっていちばんナチュラルで納得がいくのか
それはいろんな要素を検証しないといけません。
・あなたの太陽星座は？ ⇒ 夫像
・あなたの月星座は？ ⇒ 自分が妻になった像、母親像
・あなたの家庭観は？ ⇒ 4ハウスの状態を見る
・あなたのパートナーシップ観は？ ⇒ 7ハウスをみる
etc・・・
チェックポイントはいろいろあります。
これらを総合的に判断し、自分がもっとも収まりの良い結婚のカタチを探しましょう。
これはお相手である彼氏（夫）にも同じことが言えます。
お互い違和感がないか？がいちばん長続きするコツです！
そして自然に結婚という形に流れていきます！！
まずは自分の結婚観を確立しましょうね。
恋愛とごっちゃにしたらダメですよ！！恋愛と結婚は違いますからね。
花火のようにパッと美しく散るのが恋愛。持続性はありません～～～
場合によっては凶星と呼ばれる土星や冥王星が結婚の引き金になることもありますよ。
必ずしもハッピーでラッキーな木星がきっかけというわけではありません。
どの天体が引き金になるか？すらも、その人の出生図に表れている結婚観によります。
結婚とは、妻とは、母とは、我慢を強いられるものなのだ。
という結婚観をお持ちなら（それは大概、母親を見て育った時に植えつけられるイメージ）
あなたにとって結婚の決め手となる天体は土星や冥王星だったりします。
どんなに否定していても、です。
あんな風になりたくない！と母親を強く否定しても、それはそれですごい意識しています。
反動で、真逆の人生や結婚生活を送ろうとしても、心のどこかで引っかかるはずです。
母娘のパターンって遺伝しますからね～～～
彼氏のホロスコープだけでなく、自分の両親の出生図も参考にした方がいいですよ。
特にお母さん。どこかで遺伝的に続くパターンを断ち切らない限り、
母親と同じような結婚生活を歩みます。繰り返しますよ。
なので なぜ私はそこそこ美しいのに結婚できないの？とお悩みの方
いたずらに木星てんびん座入りに期待するのではなく、自分のパターンを見極めましょうね。
恋愛と結婚と家庭に矛盾を抱えているあなた、切り分けて整理すると見えてきます。
自分にとってもっともナチュラルな結婚のカタチが。
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