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- ミライノミラノ -

【メルマガ】やぎ座新月&新企画☆紫微斗数について

トピックス
(1)重要な星の動き・やぎ座新月
(2)紫微斗数覚書・新企画☆紫微斗数について
(3)編集後記・今年もお世話になりました

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こんにちは。香りと星のコンシェルジュ、橘ミラノです。

2024年最後の新月は、12月31日(火)の大晦日、7:26a.m.頃やぎ座10度で起こります。
新月のサビアンシンボルは「手から餌をもらうアホウドリ」

なじみのある人たちだけでなく、異質な人たちとも少しずつ交流をする度数。
ちょうど年末年始で実家に帰省しているありまして、日本なのにこんなに地方や各家庭によって
習慣が違うものか、と驚かされますが、無理のない範囲で積極的なアプローチをします。

お雑煮も関東と関西では違いますし、ごちそうの種類や食べる順番も違いますね。
多少傷つく経験もしますが、閉ざされた共同体の中だけでは長生きできません。

新月は12ハウス、アセンダントはやぎ座でルーラー土星は水星と木星のTスクエア。
ルールに対して、それくらいいいじゃん~と、なあなあにしがちな配置。
お正月だし、少しくらい羽目外しても多めに見てよ。といった感じですが、
飲酒運転だけには気を付けてくださいね。(特に自転車!)

新月に対しては特にこれといった目立つアスペクトは無いのですが、
オーブを広めに取れば、新月は土星と緩めのセクスタイルです。

柔軟宮のグダグダTスクエアからすると、こうした引き締めアスペクトがあるのは
大変ありがたいことです。ずっとお正月モードから抜けきれないのを助けてくれます。

新月と直接アスペクトを取る天体は少ないのですが、目立つのが火星と冥王星のオポジション。
しし座で火星が逆行し、1月6日(月)にはかに座入りするので多少和らぎますが、
かに座の火星はただでさえくすぶりやすく、モヤモヤした感情を溜め込みやすいのです。

逆行となるとさらに過去を蒸し返すようになるので、年末年始を実家で過ごした人は
かに座が示す家族や親戚との間に長年蓄積した怒りや恨みが再燃しやすいので、
負の感情が爆発しないよう注意が必要です。

MCはさそり座でルーラーの火星と冥王星がバチバチと向かい合っているのは先述のとおり。
目的のためなら多少の手段は選ばない、といった感じですが
金星と天王星のスクエアはあっと驚くような飛び道具や斬新なアイディアが浮かぶでしょう。

火星と冥王星のハードアスペクトは戦争や暴力、大事故(特に火災)と関連しますが
個人においては人間関係の衝突、対決、そして欲望が高まります。

新月は新しいことを始めるタイミングとなりやすいのですが、
その動機が怒りとか欲望、嫉妬や復讐などネガティブなものであったとしても
自分の中でそれをやり通す覚悟があれば、決して悪くは出ないでしょう。

タロットカードの16.The Tower(塔)のようなもの。
爆発的なエネルギーは、ぜひプラスの方向性に昇華させてくださいね。

*紫微斗数覚書 ~新企画☆紫微斗数について

紫微斗数(しびとすう)とは何ぞや??

いきなりですみません。私が足掛け5年取り組んでいる占術です。
今まで西洋占星術とタロットという、西洋の占いを専門にやってきましたが、
ここへきて東洋の戦術も1つはマスターしたいな、との思いから選んだのですが、
なぜ紫微斗数なのかというと、理由は3つありまして

1.ピンときた
2.周りでやっている人が少ない
3.西洋占星術に最も近い?気がした

のです。
このピンときたというのはご縁で、たまたまネットで見つけて勢いで申し込み、
行ったら占い界の錚々たるメンバーが習いに来てて、これはすごいと直感しました。

先生クラスの人が習いに来ている勉強会に入れるなんて、なかなかない機会です。
有名な先生であっても、常に学び続ける姿勢はそれだけでも刺激になりました。

そして東洋占術を選ぶ際に、紫微斗数は割とマイナーな存在だと気が付きました。
ほぼ四柱推命か九星気学、算命術、宿曜、断易・周易などが多く、
紫微斗数をやっている人がほとんどいなかったのです。

ではその理由はなぜか⇒難しいから!

聞いたところによると、四柱推命は命式を出すのは簡単で、読み解くのが難しい。
対して紫微斗数は、命式(命盤と言う)を出すのが難しいけど、読み解くのは簡単。

ざっくりいうと、こんな感じらしいです。(実際に試したわけではありませんが)

特に占い館にいると、30分とか鑑定時間が限られており、短時間で占うには
命式を出すのに時間がかかっては致命的というか、あまり向いてないのです。

個人事務所で、完全予約制で事前に命盤を準備しておけるなら別ですが。
館や電話占いといった、スピード重視、鑑定時間厳守の場では使いにくいのです。

もちろんアプリやソフトウエアもありますが、私の師匠はアプリ非推奨派。
手書きで、手計算で、アプリに頼らずに頭の中で暗算するように出せるようにならないとダメ。
という価値観の先生だったので、5年もの時間がかかりました。

今の時代においては賛否両論ありますが、私は大変だけど手書き&暗算には共感します。
ホロスコープも昔は手書きで書いていましたしね!天文歴を見ながら、コンパスで円を描いて。
その方が、たしかに実力はつきますけど何せ時間がかかるので現代向きではないかも。

とりあえず手書きでやれるところまでやって、あとはアプリに頼るという逆戦法でいきました。
最初からアプリに頼ってしまうのもなんだかな~という気がしたので、でも
ずっと手書きは現実的ではない。いつまで経っても現場で鑑定に使えないじゃん!
というわけで、最近はアプリで命盤を出しています。

手書き派の師匠の講座も、この12月で無事卒業しました。

紫微斗数は、西洋占星術と同じく生まれた時間が肝なので、出生時間が不明なら占えません。
紫微斗数にはアセンダント的な概念もあり、その辺も西洋占星術との親和性を感じました。

まだまだ勉強中というか、全然マスターできていませんが(;´Д`)
そろそろ実占で使って鍛えたいと思います。

次回からは、自分への勉強というかおさらいも兼ねて
紫微斗数の星や宮(ハウス的なもの)について解説していきます。

お楽しみに~☆

*編集後記 ~今年もお世話になりました

2024年も年の瀬が近づいています。インフルとかマイコプラズマが流行っていますが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか。

今年はいろいろあった人、来年に期待する人、2025年はどんな年にしたいですか。
来年は土星と海王星がおひつじ座へ移動し、天王星もふたご座へ。
完全に移動しきるのは再来年の2026年ですが、この1~2年で時代が大きく変化するでしょう。

4月~5月はただでさえ異動などの環境の変化が多い日本において、ちょうどその頃
大きな星がそろい踏みでイングレスし、しかもアリエスポイントという派手な場所で
分かりやすく激動の予感がありありです。

私個人もすでに生活が一変しそうな兆しが起きています。
皆様もどうぞ心穏やかに、体健やかにお過ごしください。

荒波を逆手にとって、2025年が皆さんにとって実りある1年となりますように。

☆来年がどんな年になるか?気になる人はこちら↓

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