トピックス
(1)重要な星の動き・てんびん座新月
(2)紫微斗数覚書・甲級副星について④禄存
(3)編集後記・下呂温泉に行ってきました
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こんにちは。香りと星のコンシェルジュ、橘ミラノです。
2025年10月21日(火)21:25 p.m.頃、てんびん座29度で新月です。
新月のサビアンシンボルは「互いの知識の範囲に橋を架ける方法を模索する人類」
だいぶ壮大なシンボルです。人類、という言葉が出てくるとおり、
長い歴史の中で異なる地域や異なる時代の文化にも共通点があることを発見し、
人間をマクロな視点からとらえる度数。個人的なことはどうでもよくなります。
新月は4ハウス、側にはルーラー回帰したてんびん座の金星があります。
アセンダントはかに座で、高揚した木星が上昇中。
目的をあらわすMCはうお座で、土星が合。土星はうお座のルーラー木星ととラインです。
皆さんご存じの通り、日本に大きなニュースが飛び込んできましたね。
自民党と維新が連立合意し、高市早苗さんが初の女性首相となる日が目前です。
維新との連立合意文書にサインするところを生中継で見ました。
まさにてんびん座が示すパートナーシップ、調和、協力関係、バランス、美が
象徴的になった新月とのシンクロ。政党同士の結婚のようにも見えました。
なんか絵面が美しかったんですよね。男女ということもあり、対等な感じ。
前回のおとめ座日食新月の時、高市さんのうお座ネイタル太陽とプログレスの月が
ドンピシャで日食&土星のオポジションに絡んでいたので、これはもしや…と
感じてXに投稿したのですが、現実となるようです。
新月の後すぐに月はさそり座入りし、追って太陽も23日(木)にはさそり座へ。
さそり座4天体という濃ゆい時間、そしてうお座の土星海王星(逆行中ですが)と
かに座木星といった大惑星との水のグランドトラインができます。
深く、結びつきを強め同じ想いのもと一つのことに向かっていくフェーズ。
仲間や大切な人と大きな物事を動かしていけるでしょう。
新月で得たパートナーとともに、さそり座の季節は結束を強め爆進。
スピードが速いので、流されるのではなく流れに乗りましょうね。
そのためには、しっかりとした指針が必要です。
何に向かって進むのか、自分にとって居心地がよく、周囲から見ても美しく
調和した状態とはどんな姿なのかを想像し、理想を描いてあとは行動です。
ポイントは、自分だけが良ければいいのではなく、相手にとっても
お互いがwin-winとなれるよう立場を思いやることです。
てんびん座の洗練された振る舞いで、相手のためを思って働きかけ
それが自分にとっても利益となるよう行動してくださいね。
*紫微斗数覚書 ~甲級副星について④禄存
甲級副星のラッキースターズ、最後は禄存(ろくぞん)です。
禄存とは、その人が人生でもっとも幸運な分野を示してくれる星。
西洋占星術でいうところの木星みたいな感じです。
禄とはお金を意味し、基本的には財運をあらわすので収益が増えて蓄財もできます。
豊かさという意味では、結婚や出産を暗示する場合も。
禄存がアセンダント的な命宮にあれば、容姿はふっくらした体形になりやすく、
少々ぽっちゃりしている方が財運に恵まれるため、痩せると散財します。
なので禄存を命宮にお持ちの方は、変にダイエットしない方が幸運ですよ~
以前ご紹介した帝王の星・天府(てんぷ)星も同様に、
ふっくらいしている体形の方がお金が入ってくる、というのがありました。
あれと似た作用がありますが、禄存は吉凶を左右する星なので
どこの宮にあるか?でその人が(あるいはその時期が)何運に恵まれているのかが分かります。
基本的に、自分をあらわす宮に吉星がある人は、自分の努力で幸運を手に入れる人。
他人をあらわす宮に吉星があれば、他人次第というか他人が幸運をもたらしてくれます。
これをどうとらえるか。
考え方によっては、人からいつも助けられることをラッキー、運が良いねと言われますし、
いつも自力で開運する人は強いね、またはハードな人生だねと言われます。
他者からの援助に恵まれている人は、逆にいうとその人たちが吉をもたらしてくれないと
幸運になれません。
いざという時に、タイミングよく助けてくれる人が側にいるとは限らないので
いろんな困難にぶつかっても、自分でなんとかできる方が確実かもしれません。
皆さんはどちらのタイプでしょう。
次回からは、いよいよ凶星、撃羊(けいよう)星&陀羅(だら)に入ります。
6つのトラブル星の解説です。
*編集後記 ~下呂温泉に行ってきました
飛騨高山にある下呂温泉に、会社のご招待で行かせてもらいました。
下呂温泉といえば、の由緒ある老舗旅館、水明館に泊まりました。
久しぶりに心が満たされる上質なお宿。温泉も名湯です。
ここのところ旅といえば東京出張くらいで、本当の意味でじっくり旅を
楽しめるような旅行はしていなかったので、久々に堪能しました。
飛騨牛もおいしかったし、馬籠宿での観光も江戸時代にタイムスリップしたようで
楽しかった。こういう上質なおもてなしは、たまには受けないといけませんね。
旅行行くと日常に戻った時に、また仕事頑張ろうって思えるんです。
英気を養う。まさにそれ。
旅行は疲れる、家で寝ていた方がマシなんて言っていた人も、
結構楽しそうにしていました。
たしかに家族がいる人は前後のフォローや不在時の心配、
帰宅してからの家事に追われたりと雑用が増えますが
それでも日常から離れる時間って貴重ですし、旅でしか得られない栄養があります。
ようやく涼しくなって気候も良くなり、絶好の旅行シーズン到来。
日帰りでも良いので、ぜひ秋を楽しんで。