海の日を明日に控えた三連休、いかがお過ごしですか。
夏といえば海。海といえば夏。夏と言えば恋。ひと夏の恋。海辺の恋・・・
夏は恋が始まる。そんなイメージがありませんか。
昔はとてもロマンティックでテンション上がる感じがしたのですが
今は暑すぎてそれどころじゃなくなったのでしょうか。
私は昭和の生まれとして、夏を題材にした歌謡曲が記憶にたくさん残っていて
名曲ぞろいで、小学生の頃は早く大人になったらこんな恋がしたい♡
なーんて思っていました。
松田聖子さんもデビューの頃は「夏」とか「海」とか「渚」といった
夏々しい歌詞が多くて、サザンもあの頃は全盛期だったし、
他にも懐かしいところでいうと杉山清貴とオメガトライブとか、
カルロス・トシキとオメガトライブとか（ナツい）、チューブもいたし
中森明菜さんもサザンウインドとか、夏っぽい歌が多かったですよね。
以前はそんな夏が大好きで、切ない恋の思い出があるという人も多いのでは。
前置きがかなり長くなりましたが、ひと夏の恋ってのも占星術的にはあるんです。
ひと夏、とは言いすぎですが、恋は3年で冷めるものなのです。
普通、男女の相性を見る時はお互いの出生図（ネイタルチャート）を重ねて
シナストリーという方法で読んでいくのですが、どう見ても接点がない場合
進行図（プログレスチャート）というものを使って恋に落ちた時期を見ていきます。
すると、ネイタルではお互い惹きあう様子が何もなかったのに、
プログレスだと期間限定で恋をしてしまう配置が出ている事があります。
なぜ期間限定かと言いますと、その時の生体リズムをあらわすプログレスの月が
一つのサインに約2.5年滞在するのです。
なのでその間は○○座的な気分で過ごす事になりますから
もしあなたのプログレスの月がふたご座で、彼のネイタルの太陽もふたご座なら
彼とはその間だけですが非常に気が合って、お互い惹かれあいやすくなります。
だけど2年半が経ち、あなたのプログレスの月がかに座へ移動する頃になると急に気が変わります。
そしてあれほどラブラブだった彼ともすれ違いが増え、
もう私たちやっていけないわね。なんてことになります。。。
なので、基本は絶対に変わらない出生図同士の相性というのが最強なのですが
プログレスの魔法にかかると、今まで全然タイプでもなかった彼が
急にストライクゾーンに入ってきちゃったり。なんてことはよくあります。
その人の魅力に気が付くきっかけとしてプログレスが関与していたり。
ネイタルチャートって、一生ものの図ですがそのまんま一生続くわけではなく
人の内面の変化、進化の過程を無視してずっとネイタルばかりを追うのは
ちょっと現実的ではない気がします。
あくまでも「今のわたし」がプログレスなので、生まれた時のままなわけありません。
今のわたしと、今のあの人がこのタイミングで恋に落ちる。
小田和正さんの「♪あの日あの時あの場所で君に会えなかったら～」の世界です。
タイミングがずれていたら、恋に落ちていたかどうかは・・・です。
その逆で、出会った時はプログレスの天体がピタリと重なっていたのに
段々と離れていくと「あれ？なんで私、あんな人を好きになったんだろう・・・」
と急に醒めることがあります。
そうなると、元々のネイタル図で強力に接着しあう天体や感受点が無い限り
心が冷めた時点でジ・エンドとなることが多いのです。
そういう意味で、持続性をもたらしてくれる決定的な何かがあるか？を
ネイタルチャートで探すのです。
でないと、今はいいけど3年後には＊＊ですよ。と言わざるを得ません。
3年で破たんしてもいいからとりあえず一度結婚してみたいの！！！
というのなら、プログレスを元にタイミングの合う相手を探すのも一つです。
じゃあ3年以内に子供ができてしまって別れられなくなったらどうするの？
と言われたら、それはそれで「子は鎹（かすがい）」なのです。（これホント）
相性って、良い悪いじゃないんです。相性が悪くても長続きしている夫婦はたくさんいます。
結婚って、てんびん座が管轄するのですが
てんびん座って決してロマンティックな性質ではないですよ。
風のサインなので、むしろクールで合理的、理知的な関係を意味します。
愛情とか、ロマンティックな情緒を求めるならかに座的な関係になります。
あとはさそり座とかうお座といった水のサインかな。
結婚をみる7ハウスって、契約という意味もありますからね。
ただのルームシェアの同居人のような結婚相手ではなく、
もっと心と身体のつながりが欲しいなら、まずは
「自分の気持ちに正直になる」ことです。
意外と自分の気持ちが分からない人って多いんです。
それでは相手の気持ちなんて分かるわけがないですよね。
自分がどうしたいのか、どうしてもらいたいのか、何を相手に求めているのか
年収とか年齢とか職業とか住んでいる場所とかの話ではないです。
そんな条件面ではなくて、どうすればいちばん心が満たされるのか
それを知る必要があります。
それは月を見るのですが、読み方は占星術家さん次第かな。
- Category：MAGAZINE,占星術
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