昨日、家族の身の上に大変なことが起こりまして・・・
家族と言っても実家の方ではなく、パートナーの方です。
私とパートナーは運命共同体みたいなものですから、
これからどうしたら良いのかなあと改めて考えさせられています。
相手の事も、自分事のように感じ、考え、一緒に取り組む。
これぞ、パートナーシップだと痛感させられました。
もう彼氏・彼女の関係は越えた私たち。
占星術にたとえると、金星と火星はとっくの昔に卒業し、
太陽と月の関係性になっています。
前にも何度も書きましたが、恋愛と結婚は別ですからね。
恋愛のようなドキドキ感やときめきは、結婚に求めるべからず。
その辺はまたあらためて記事にします。
で、結婚とか重要なパートナーシップにおいては
相性の良い・悪いよりも「ご縁が強いか弱いか?」が重要です。
逆に言えば、たとえ相性が悪くてもご縁が強ければOKなのです。
OKって、何が?って言われそうですが、長く一緒にいられる。
という意味においてOKなのです。
え~~~相性の悪い人とずっと一緒になんていたくない!!
と言われますが、じゃあ相性が良くてもご縁の薄い人と
何人もコロコロ相手を変えていくのと、相性は悪いけど
なんとか折り合いをつけながらお互い成長しあって
気が付いたら10年20年一緒に歩んできましたね、と
どちらが良いと思いますか。
相性ってそんなものです。居心地良いから、とつるんでいると
たしかに楽で穏やかで快適かもしれませんが、
ズブズブと停滞し、努力しない関係性になりがちです。
相性って、多少困難がある方が良いのですよ。
不調和すぎてもしんどいですが(笑)
私とパートナーの場合、相性としてはそれほど良くありません。
でも、パートナーシップとしての条件はかなり満たしています。
いちばん重要視するのが、太陽と月、それから1&7ハウス。
アセンダントとディセンダントですね。あるいはICとMC。
お互いの太陽や月が、相手の1 or 7ハウスに入っています。
これ第1ポイント。そして月相。これも第1ポイントの部類。
本当はお互いで新月/満月を形成するのが理想ですが
うちはそうではないけれど、自身の月相がちょっと似ている。
彼も私もサードクウォーター。下弦の月の生まれです。
私はややバルサミックムーン寄りですが。
満月からどんどん欠けていく月の光。
使命感を持ちつつも、これでいいのか?と葛藤を抱えやすい。
だから人生観がお互いしっくりくるのです。
でも、これが新月生まれの人となると、単純なタイプが多いので
どんなにサイン上は相性が良くてもなんか合わない。
となりやすいです。
”私たち、うお座とかに座で相性良いはずなのに何故?”
というのは、月相のテンションが合わない場合が多いです。
あとは、天体同士のアスペクトですかね。
トラインが最高~ というわけではありませんよ。
実際の相性(=ご縁)だと、ハードアスペクトの方が強烈に作用します。
最強なのは、コンジャンクションとオポジション。
彼の木星と私の太陽がオポジション、私のジュノーと彼の太陽も。
ジュノーは結婚やパートナーシップ、理想の妻像をあらわす小惑星です。
ま、ジュノーは所詮といっては失礼ですが、小惑星なので
それほど重要視しませんが一応。
あとは半球の偏りですね。お互い空欄の部分を埋めようとする。
彼のチャートは上の方(=南)にばかり集まっていて、北が手薄。
私は全体的に散らばっているタイプですが、重要な天体が
彼の北側、つまりICという根っこの部分をしっかり押さえています。
根っこがグラグラしていると、上に伸びることができません。
彼は本能的に、自分の手薄な部分を埋めてくれる相手を求めていました。
このように、単なるアスペクトとかエレメント(火・地・風・水)
だけでなく、他にもいろいろと検証する項目があるため
自分にとってベストパートナーを探す、あるいは決めるのは
なかなか骨の折れる仕事ではあります。
それらを完璧に押さえてくれる相手はいないかもしれませんが、
最低限ここ!という重要ポイントだけでも押さえてくれたら
80点以上の相性ではないでしょうか。
相性が悪いなら悪いなりに、ご縁さえ強ければ
じゃあどうやって付き合っていけばよいのか、考えるのが私の仕事です。
具体的なお相手がまだ見つからないの・・・といったあなたには
まずは自分を知ること。そして、自分に足りない要素を知る。
そして、そこを補ってくれる理想の相手像を描くことです。
あとは、その人が元々持っている質にもよりますね~~
トラインとかイージーアスペクトが多いと、お気楽な人となり
どちらかというと打たれ弱い傾向にあります。(天体にもよりますが)
ハードアスペクトが多い人は、何でわざわざイバラの道を選ぶの?
といった具合に、敢えて困難な方に挑戦しやすいので
イージーアスペクトが多い人と組むと、ついていけない、とか
面白くなーい。といった違和感が出て来ます。
例えていうなら、南国育ちと北国育ちが一緒になる。みたいな。
ちなみに私たちはハードアスペクトタイプ。
二人とも月と土星のオポとかスクエアを持っているので
我慢したり訓練したり強制されることに慣れています。
その辺も割と大事なポイントですね。
なので、多少相手と性格や好み、趣味が違っていても
相性ではなくご縁の強さがあればやっていけるので
悪いなら悪いなりに対応策を考えましょうね。
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