今日、めっちゃ懐かしいノートが出てきました。
内容から推測すると、おそらく27~28歳頃のもの。
当時の同僚のホロスコープを手書きで書いていました。
懐かしい…
こうして昔は手書きで書いていたんですよ。
ご丁寧にアスペクト表まで書いてある!
私が最初に占星術に触れたのが、小学生の時。
初めて手にした占星術の教科書は、故・糸川英夫博士著
「糸川英夫の細密占星術」でした。
この本、なんとあの鏡リュウジさんも初めて手にした本だそうで
ひそかに共通点があって嬉しい♪
コンパスで円を描いて、それを12に分割してさらに30度ずつ目盛りを入れて
ボールペンなどで清書し、それを薄い紙に何枚も書き溜めて。
惑星やサインは消しやすいように柔らかい2B鉛筆で書き入れて、
何度も書いて消して、紙が無くなったらまた土台のホロスコープを書いて
ボールペンで書いた原本を大事に、大事に使っていました。
今はソフトを使ってホロスコープを出しますが、
手書きの訓練をしておいて良かったなと思います。
そしてアロママッサージのマニュアルもイラスト付きで描いてありました。
背中や脚だけでなく、フェイシャルやらタラソテラピーの手順まで!
こうして手書きで書くと覚えるんですよね。
そのあと忘れても、こうして目にすると一瞬で蘇る。
学んだことはこうして体に落とし込む事によって忘れなくなります。
学びの記憶。これは決して無駄ではありません。
この当時、占星術を習いに行きたいな~~と思っていても
教えてくれるところの情報が少なく、東京にしか無いと思っていて
この先生のところで習いたい!とずーっと思い続けていて
一度メールで問い合わせをしたことがあるんです。
「大阪(関西)では講座をされないのですか?」と。
そしたら、されていないとのことであーあとガッカリし、諦めたのですが
その後10数年経過し、意を決してその時の先生の元に通うことにしたのです。
それが、去年の話。
やっと余裕もできて、大阪から東京まで通っていました。
先生に、「10年以上前にメールで問い合わせたことがあるんです」
と言ったらえーーーと驚かれていました。
覚えていらっしゃらなかったけど^^;; そんなことより
こうして長い間温め続けてきた思いがようやく叶ってとても嬉しかった。
その先生に習ったことは本当に大正解で、良い師匠に巡り合えて幸せだな、と思います。
そんな私も、今では占星術をお教えする身。
まだまだなのですが、いつかそんな先生みたくなりたいな。
私の存在や講座を知って、通いたい!習いたい!と思ってくださったとしても
いまは無理。ってことたくさんありますよね。
私もそうでした。お金もアロマの学校の方につぎ込んでいたし、
シフト制だったから決まった曜日(特に土日!)は休めなかったし。
人それぞれにタイミングってありますから、そのタイミングがやってくるまで
ずっと待ってあげられるというか、その人の機が熟した時に
望んでいたものを提供できるような人でありたい。
そのために、この仕事を長く続けていきたいな、と思います。
一瞬で記憶が蘇るノート。捨てられませんよね。
ふと思い出した日曜日の午後でした。
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