今年最大の星のイベントと言っていいくらいの配置がやってきました。
柔軟宮のグランドクロスです。
5日の日曜日にはふたご座で新月が起こり、20日にはいて座で2度目の満月。
今年は柔軟宮が主役といっていいほどの1年ですが、この5月~6月がピークです。
以前から座していたうお座の海王星、いて座の土星、おとめ座の木星に加え、
ついにふたご座の季節がやってきて太陽、月、金星、そして後から水星と
個人的な天体がこれらの柔軟サイン天体たちと空の上で大きな十字架を形成します。
見方によっては大きな正方形とも。
これは、物事が決まりにくい、一度決まったことが二転三転する、反故にされる、
責任の所在があいまい、迷いやすい、グダグダ、散漫、収集つかない、嘘、欺瞞、詐欺などなど
こうした状況を生みやすい星の配置です。
される側になるのか、する側になるのかはその人次第ですが。
こうした事象の出方について、芸能ネタとか下世話な話にはあまり触れたくはないのですが、
それでも注目せざるを得ません。
いろんな占星術家の方も言及されていますが、今年日本で起きたスキャンダル、
芸能、政治含めてどんな方々が浮かびますか。
年明け早々のSMAP解散報道にベッキーさんと川谷さんの不倫騒動。
不倫といえば乙武洋匡氏、宮崎謙介元議員、小さなところではカールスモーキー石井さん、
学歴詐称疑惑のショーンK氏などなど。
政治の世界でもTPP交渉の立役者と言われた甘利明元経済再生担当大臣、
政治資金の公私混同疑惑で辞任を求める声が上がっている舛添要一東京都知事、
そして今新聞の一面を騒がせている安倍首相の消費税増税先送り問題。
あ、忘れていましたが清原和博被告(と言わなくてはいけないのか)の逮捕と有罪判決。
これらの方々、清原被告以外はみーんな「柔軟宮」に太陽か月をお持ちの方々。
見事にほぼ全員、双子座か乙女座か射手座か魚座に太陽か月を持っている人々です。
月に関しては出生時間によって微妙にサインが違ってくる可能性はありますが
(ジャニー喜多川氏月うお座?、乙武氏月ふたご座?、ショーンK氏月いて座?)
SMAP解散報道の発端と言われる元マネージャーのI氏が太陽うお座です。
ジャニー氏は置いといて、乙武氏のあの頭の良さは月双子座の確率が濃厚ですし、
ショーンK氏の海外&高学歴コンプレックスは月射手座の可能性が高いと言えます。
清原被告に関しては、しし座の男なので昨年のしし座木星が効いていると思います。
木星には露見する、公になるという意味がありますので
捜査には内偵とかものすごく慎重になっていたようですから、
たまたま逮捕起訴が実現したのが今年であって
実際にはほぼ昨年のうちに容疑が固まっていたようです。
木星って何でもかんでも広げてオープンにしますからね。良いものも悪いものも。
2009年に酒井法子さんが逮捕された時も、みずがめ座の太陽に
トランジットの木星と海王星がコンジャンクションした時でした。
清原被告の時もきっと、しし座の太陽の上に木星が重なった去年からの動きでしょう。
今年上半期のこうした動きは単なる柔軟サインのグランドクロスというより、
土星と海王星のスクエア、そして木星と土星のスクエアが
これらのスキャンダルの露呈を増長させているようです。
松村潔先生も講座などで「土星と海王星のスクエアは”スキャンダル”」
と 何年も前から言っていたそうです。
ちなみに土星海王星のコンジャンクションに関しては「史上最大の矛盾」とも。
私もまさに今ここ、柔軟サインのグランドクロスに巻き込まれているので
(ふたご座の水星、うお座の木星、いて座の海王星)
なんかいろんなものが崩れていきそうで怖いのですが
調整期間だと割り切って受け止め、うまく活用する方法を考えるしかないですね。
たとえばこれまでどうにもならなかった膠着状態の物事を緩和させる。とか
身体に関していえばストレッチを強化して柔軟性を高める。とか
ガチガチに凝り固まった筋肉や脂肪、セルライトを揉みほぐす。(笑)とか
ケーデントサイン(カデントともいう)は柔軟に対応しながら変化し続ける性質なので
その強大な力を前向きに利用すれば、少しは恩恵を受けられるのかな、と思います。
こうしたことも星よみベーシックの授業の中でディスカッションしていきます。
どんな活用方法が良いでしょうかね?
出生図で柔軟サインの11度~15度あたりに個人天体をお持ちの皆さま、
一緒に乗り切る方法を考えましょう☆
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