先日、姉がイタリア人と国際結婚しました。
いろいろ手続きとか大変で・・・まだ配偶者ビザの取得という
最後の、最重要ハードルが残されていますが
二人が本当に付き合っていたのか?!を示す証拠として
二人のラブラブツーショットだけではダメで、家族を交えた写真を
撮っておく必要があって、ようやく私と彼と友人を交えた1年前の
食事の時の写真を友人から転送してもらって、これで申請します。
ブログにも書いておいて良かった~~証拠になりますからね。
さて、そんなわけで姉とイタリア人の義兄の結婚式の日について。
姉から相談を受け、故郷の秋田で神前式を挙げると。
義兄はカトリックですが、そこはあまり宗教的な意味は無く、
どちらかというとパフォーマンスに近いセレモニーだ、と(?)
コスプレ感覚で紋付き袴着て神社で記念写真を撮ってみたら?と
別に騙しているわけではないですが、以前は反対していましたが
今回、入籍後になぜかあっさり賛成したとのこと。
改宗するわけではありませんしね。うちだって普通に仏教ですし。(曹洞宗)
義兄の故郷のイタリア・トリエステでも挙式する予定です。
それは先の話ですが、秋田での神前式。
秋田ではちょうどGWの頃に桜が咲くので、みんなサラリーマンですし
5月の連休の時はみんな集まりやすいので(私は逆に稼ぎ時なので痛いですが)
せっかく妹が占い師をしているので、日取りを見たら5月5日が
おうし座新月なので良いのでは、ということになり、
早速トランジットと二人のプログレスも併せたチャートを見て
この日なら良さそう!とワタクシが太鼓判を押しまして、
姉はもうこの日にすると言って神社に予約を入れたそうです。
現在のプログレスの月がいて座にある姉。さすが行動が早い。
で、2019年5月5日。おうし座15度で満月です。
おうし座15度は、土の元素のピーク。最も経済的にも豊かになれる度数です。
松村潔先生はここにプログレスの太陽が来た時、収入の額が
1桁変わったと仰っていたそうです。(ウン千万台になったと)
ちなみにフランスのマクロン大統領の月もここにあります。
マクロン大統領はロスチャイルド系の投資銀行の副社長でしたからね。
32歳当時、年収が200万ユーロもあったそうです。
2010年のユーロの平均は115円くらいですから、年収2億3千万くらい。
すごいですね。おうし座15度は経済や物質世界において目立ちやすい。
ただし責任や債務もピークとなり、環境は厳しくなりますけどね。
プレッシャーに負けずに、優雅に立ち向かう度数です。
話が逸れましたが、姉の出生図とプログレス、トランジットのチャート。
姉はアセンダントしし座、MCおうし座。
姉のMCに新月がカルミネート。なかなか良いのではないでしょうか。
新月は朝7:45頃起こります。VOID ボイドタイムも終わりますしね!
2019年5月5日 おうし座新月図
新月はうお座の海王星とセクスタイル。なかなかロマンティックな挙式となりそうです。
月のラストアスペクトは水星とのコンジャンクションなので
気持ちを素直に言葉にして伝えたり、相手の空気を読んだり
そういうことがスムーズにできる結婚生活になりそうです。
相手は外国人ですからね!いくら英語が通じるからと言って
言葉だけでは伝わらない気持ち、雰囲気を察することは大切です。
こうした結婚式や会社設立、お店の開業といった重要な日取りは
「イレクショナル占星術(イレクション)」という技法を用います。
古典占星術ではよく使います。
月のアスペクトや品位がとっても重要なんですよ~~~
よく言われるボイドタイムに事を起こすと、それが無効になりやすい。
だから結婚式が無効になってはいけませんものね。
そして新しいことを始めたり、これから膨らませたいことを始めるなら
新月から満月へと向かう、満ちていく月のフェーズの方を選びます。
逆に終わらせたい、減らしたいことをするなら満月から新月へと向かう
欠けていく月のフェーズを選ぶとスムーズに事が終わります。
新しい結婚生活。尻すぼみにはしたくないですし、無効にしたくないですよね。
なので新月後で、月のボイドも無く、月もおうし座というイグザルテーション(高揚)の配置にあり
月のラストアスペクトも水星とのコンジャンクションで、
ファーストアスペクトも天王星とのコンジャンクションなのでまあまあハプニングは付きものですが
それは致し方ない。突発的なことを楽しむくらいの余裕があれば大丈夫でしょう。
イレクショナルに100点満点は無理です。どこかで妥協しないと。
最低限守らなければいけないルールがいくつかあるのですが
それさえ押さえていればあとは目をつぶるしかありません。
なので日取り選び、幾つも候補のチャートを検証するので
ものすごい膨大な作業となりますから鑑定料が割高になります。
姉の場合、割と一発で出せたのでこれまた運気が良い証拠。
ちなみに新郎のイタリア人のチャート。
さすが欧米人は生まれた時間を聞いても即答でした!(しかもマンマが)
イタリアは占星術が盛んなんですよ。ホロスコープをオロスコーポと発音します。
イタリア・トリエステでの出生図と三重円。アセンダントおうし座。
義兄のプログレスの月は来年5月はおうし座、12ハウス。
挙式日の新月もアセンダントに乗っかっています!
これはまさに新しい人生のスタートと決意を表していますね!
そしてイタリア⇒日本(東京)にリロケーションした三重円。
日本にリロケーションするとアセンダントがおうし⇒おとめ座へ。
ネイタルの木星がアセンダントに乗っかるので日本は良い場所♪
新月は9ハウスに入ります。義兄にとって日本という海外での新生活が始まる。
二人の挙式、素敵な思い出になるといいな♪
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