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- ミライノミラノ -

【メルマガ】てんびん座日食新月&秋の夜長に神話はいかが?

トピックス
(1)重要な星の動き・てんびん座日食新月
(2)タロットプチコラム・秋の夜長に神話はいかが?
(3)編集後記・会社員になって1年が経ちました

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こんにちは。香りと星のコンシェルジュ、橘ミラノです。

2024年10月3日(木)3:49a.m.頃、てんびん座11度で日食新月です。
新月のサビアンシンボルは「眼鏡越しに覗き込んでいる教授」

てんびん座の「相手に合わせる」の性質と、知的な風のサインが合わさって
教えることに適性がある度数と言われます。個別指導の〇光義塾みたいな感じ。

比較的てんびん座初期の度数なので、まだ対等な関係とは言い難い。
ちょっと上から目線的なアドバイスが未熟なことの現れです。

新月は1ハウスで、ドラゴンテイルと水星とともにあります。
ドラゴンテイルは過去に慣れ親しんだ事柄で、腐れ縁的なポイント。
以前やってたから楽だし簡単にできるけど、発展性はないよね、というコトや人がキーワード。

過去に学んだことや技術、取った資格などで今使っていないものがあれば、
ぜひ引っ張り出してみて。それらが10月からの新しい武器になる可能性大です!

たとえばペーパードライバーの人は、今すぐ必要でなくても運転の練習をするとか。
急に必要になるタイミングが訪れそうです。
その時に慌ててやるより、余裕のある時にちょっとかじっておくとだいぶ違います。

人間関係においては、昔つながったご縁で最近疎遠になっている人と
連絡を取ってみると、前とは違ったステージでのお付き合いが再開しそう。
特に理由もなくご無沙汰しているだけなら、新しい関係性がスタートします。

先にこちらからボールを投げかけて、相手がどう出るか?見極める時期。
それにより、今までのお付き合いしている人や継続している事柄が、終わる可能性も。

でも自分のステージが上がる時って、取り巻く環境もガラリと変わります。
理由は、合わなくなるから。成長とは、合わなくなることでもあります。

日食は大きなリセットです。
目標としているもの(太陽)が月によって隠される。一瞬見失う。
そこで初めて失うものの大きさを自覚し、再生させようと奮闘する。

日食が起こる場所(ハウス)によって何を失うのかは分かれますが、
自分の太陽や月、アセンダントやMCといったアングル上で起こる人には大きな転機となります。

てんびん座はパートナーシップをあらわしますが、基本的には自分の意見ではなく
相手に乗っかることで運を開く性質があります。

この人が言っていることを信じてみよう、言われたとおりにしてみよう。
そのことで、自分が今まで成しえてきた、凝り固まったパターンを脱ぎ捨て、
まったく違う他者の意見を取り入れることで開運するサインです。

なので聞く耳を持たないてんびん座はいないのですよ。

一応聞くけど、最終的な判断は自分で下すというなら全然OK
話も聞かずに、1つだけの事例で決めつけてしまう、あるいはたった1人の鶴の一声で
決めてしまうのは、てんびん座らしくありませんし、チャンスを逃しがちです。

自分自身あらわす1ハウスにてんびん座とは真逆でややこしいのですが、
最後に決めるのは自分!というスタンスは持ちつつ、かといって人の話を聞かないのはナンセンス。

最終決定権は自分にある。と言い聞かせつつ、いろんな人の意見は聞くし、
いろんな提案を受け入れ、ちょっと試してみる。
それでもダメなら、もっといろんな人に相談してみる。

これが、風の活動サインです。そこで日食が起こるので、
まさに自分の意見や方針が見失われそうな経験をします。

でも取り戻せるので大丈夫。
一度誰かの意見を排除して、自分の心の内側の声に耳を傾け、
それでもクールに対処できると思うなら、やってみると良いです。

相手との関係性を壊さずに、上手にお断りする大人な対応が身に付きますよ♪
自分の意思を通すやりかたって、頑なに断るだけじゃないんだ。
ってことが実感できるでしょう。

面倒な異性に言い寄られて、でも職場とかの兼ね合いもあるし、むげにできない。
でもきっぱりとお断りしたい。断るって難しい~~~~!!!
と嘆いているアナタ、そう、モテモテのあなたですよ!!!!

相手のプライドを傷つけず、なおかつ変な期待をさせずきっぱりとお断りするテク。
これ、身に着けられたら無敵ですよ!!!

断るのが下手なの~~、優柔不断なの~~~、コミュ障で無言でブッチしちゃうの~~
という人は、てんびん座の日食新月でそれらの悪い癖を葬りましょうね。

断ってもなお、その人との良い関係を持続させられるってすごい能力です。
自分は侵されない、でも相手との関係性も壊さないって大事。

てんびん座の日食の前後は、何かが今までのやり方とは違うのだということを
痛感するような出来事があるでしょう。





*タロットプチコラム ~秋の夜長に神話はいかが?


タロットに限らず占星術もそうなのですが、時々ギリシャ神話を読み返すと良いでしょう。
神話って、元型なのです。人類の。
集合無意識なので、人類共通の認識であり、高い次元でつながりあっています。

このつながりをシンクロニシティと呼ぶのですが、タロットリーディングにはこの
集合無意識にアクセスすることがとーーーーーーっても重要。

この集合無意識の海にタロット占いの問いかけという釣り針を垂らして、
そこからワードを引っ張り上げる感じ。これがタロットから言葉を紡ぎだす作業です。

で、この元型となるのが世界各国に散らばる神話。
日本神話もありますが、ここはタロットが生まれた地域の神話を基にしましょう。
厳密にはタロット自体はギリシャ生まれではないのですが、西洋哲学のベースが
ギリシャ神話であり、ギリシャ哲学なのです。

時々基本に立ち返る。絶対的な憲法みたいなものです。
タロット本を読み漁るのは、枝葉のこまごまとした法律を学ぶようなもの。

なぜこういう解釈になるの?と理解に苦しむときは、その原典である憲法、ならぬ
ギリシャ神話を読んで、根底に流れる源泉に触れましょう。

余裕があればギリシャの古典、ホメロスの叙事詩『オデュッセイア』も読んでおくとよいです。
トロイの木馬の元ネタでもあり、ギリシャ神話の神々もたくさん出てきます。

オデュッセイアとは、主人公のオデュッセウスがトロイア戦争のため10年も祖国を離れ、
帰国途中で遭難しさらに10年間放浪する物語。その間に妻が求婚者たちに苦しめられ、
無事帰還した彼は怒りに震えて求婚者たちを弓矢で撃ち殺し、夫婦は再び結ばれてめでたしめでたし。
というお話。

ん?なんかどっかで見たことあるぞ?というのがミソ。
そうです、その既視感が我ら集合無意識の源泉となっているのです。

西洋文化の源流なので、そこから様々な文学や思想、芸術が発展し、
現代の映画やマンガの題材となりタロットに限らずですが、断片的な知識が繋がっていきます。

丸暗記ではなく根底からの理解を求めるなら、ぜひギリシャ神話をどうぞ。
活字が苦手なら、コミックでもおすすめです。

いわゆるギリシャ神話をマンガで分かりやすく解説、ではなく
ここはあえて神々のくだらない日常をギャクマンガにした本がハードル低くておすすめです♪



『神々と人々の日常』増田こうすけ著、集英社、2013年





*編集後記 ~会社員になって1年が経ちました


まさかの正社員となり、あれから1年。早いものです。
正直、すぐ辞めるというかクビになると思っていましたが、なんとか続いております。

大体、朝9時からの仕事が嫌で嫌で11時からのサービス業を若い頃からやっていたので、
遅刻せずにちゃんと会社行ってる私ってエライ!って自分でも思います。笑

入社してすぐに様々な資格を取らされ、半年くらいはずっと勉強勉強の毎日でしたが
ようやく解放されました。
しかし大学に行ってて良かった。この年齢で勉強する習慣を作るのは至難の業です。
試験慣れ、勉強グセって大事ですね。

うちの会社は副業OKなので、私が占い師であることは上の人も承認済みです。
私が知らない人でも、向こうが私のことを知っていることも多く、
たまに「占い師なんでしょ?」と声をかけられます。

自分からは積極的に占いまっせ的なことは会社では言っていませんが、
噂を聞きつけて(?)占って、と言われることもあります。

今週、初めて会社の人を占います。有料で。
そこはきっちり線引きしているので、ちゃんとお客様として接します。

社内の人にも、お客様にも占い師として認識されることは嬉しいです!
が、同時に本業(会社員の仕事)の方でも認められたいな~なんて思っています。

なかなか専門的な仕事なので、大変ですがやりがいはあります。
そちらでもプロです!と胸張って言えるように頑張ります。

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